マイナビは5月26日、Z世代の「お金×働き方」に関する調査結果を発表した。調査は4月15日~19日、『Z総研』運営のリアルZ世代コミュニティに所属する18~25歳のメンバー150名を対象に、インターネットで行われた。
「投資や資産運用をしたことがありますか?」と尋ねたところ、「したことがある」が15.3%、「興味はあるがしたことはない」が56%と、投資や資産運用に対して前向きなZ世代が多いことが判明。興味を持ったきっかけを聞くと、「家族・知人の影響」(35.5%)、「Instagram」(22.4%)、「YouTube」(15.9%)と続いた。
次に、現在の貯金額を教えてもらったところ、「10〜30万円」(25.3%)が最も多く、「100万円以上」ある人は14%という結果に。貯金をしている理由について尋ねると、「将来の結婚資金のため」や「旅行、車の購入など将来の大きな買い物のため」といった回答が多かったほか、「趣味に使うため」「突然の出費に備えて」などの意見もあがった。
また、同調査結果を元に、マイナビ転職メンバー3名、Z総研コミュニティ所属メンバー3名、はたらきかたラボ所長の計7名によるオンライン座談会を実施(開催日4月26日)。
その中で、「“高給だけど興味があまりない仕事”と“薄給だけど自分が好きな仕事”ならどちらを選びますか?」と尋ねたところ、6名の意見が半々に分かれる結果に。前者を選んだ人からは、「好きなことよりも、生きていくことの方が大事だから」「好きな仕事じゃなくても給料が高かったら、プライベートの時間を充実させられる」といった堅実的な意見が。
一方、後者を選んだ人は、「それでも好きなことをやりたい」「転職前の方が給料は高かったけど、毎日の生活が充実していなかった。給料は下がっても、今の方がやりがいや生きがいを感じている」といった声が寄せられた。