製品評価技術基盤機構は5月26日、「おうち熱中症」を防ぐために本格的な夏期シーズンに入る前の「早めのエアコン試運転」の重要性について発表した。

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「おうち熱中症」とは、気温が高まる事で起こる熱中症のうち、屋内で発生するケースのこと。予防のためには、エアコンなどを使用した室温の管理が重要となってくる。

なお、エアコンの点検・修理・工事依頼は夏場に集中する。そのため、比較的空いている今の時期にエアコン試運転を行い、 正常に動作することを確認しておきたいところ。

試運転の前には「電源プラグや室内機のフィルターにほこりがたまっていないか」「室外機の上や前に物を置いていないか」、試運転の際には「冷房運転で冷風が出るかどうか」「30分ほど運転して異常(水漏れ、異音・異臭、エラー表示)がないか」などの確認。異常がある場合には、販売店やメーカーに相談し、必要に応じて点検を受ける必要がある。

また、早めのエアコン試運転は、事故を未然に防止し安全に使用するためにも有効とのこと。

同機構では、エアコンの使用で熱中症のリスクを低減させ、快適で安全に猛暑を乗り越えるように呼びかけている。

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