コスモスイニシアとコスモスホテルマネジメントは6月2日、ボードゲームや遊びを中心とするエンタメに特化した遊べるホテル「MIMARU大阪 難波STATION」を、大阪市浪速区日本橋に開業する。
ホテルが建つ大阪・難波は大阪を代表するエンターテインメント地区で、なかでも日本橋エリアは電化製品小売店が立ち並び、ポップカルチャーの聖地となっている。この地ならではの特色を活かし、エンタメとホテルを融合させた遊び放題の体験型施設として、同ホテルはオープンする。
ホテルのコンセプト・デザインワークは、数々の広告賞・デザイン賞を受賞している人気アートディレクター佐藤ねじ氏率いるBlue Puddle inc.とテクニカルディレクター集団のBASSDRUMが担当した。フロントには花札のアートを飾るなど、ホテルに入った瞬間から、ゲームの世界に飛び込んだようなワクワクする体験ができる。
2階ロビー"遊べる縁側"は、遊び放題の共用スペース。日本のボードゲームブームを牽引するボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」オーナー白坂翔氏が厳選した130種類以上の世界中のボードゲームを常備している。ゲーム初心者からボードゲームギークまで、子どもから大人までどのようなグループ編成でも楽しめるバラエティに富んだゲームを用意している。今後は、ゲームイベントも企画予定とのこと。
また、ボードゲーム作家と開発した宿泊者限定の専用ゲーム「HOTEL GAMES」で遊ぶこともできる。館内に隠された謎を探し解いてまわる大掛かりな謎解きゲームから、くすっと笑える細かな仕掛けまで、ゲストが楽しめる工夫が至るところに散りばめられている。
客室は定員4~6名の全91室。全室キッチン・ダイニング付きで、大人数のグループでもゆっくり過ごすことができる。よりゲームを楽しむために、ゲームの世界に合わせた部屋で一晩中みんなと没入できる部屋も用意した。「人狼・マーダーミステリーの部屋」(定員6名)は、人狼ゲームとマーダーミステリーをより楽しめる部屋。2ベッドルームの客室は天国部屋や密談部屋として活用し、ゲームに使う薔薇の小道具も用意した。宿泊者は5種類のマーダーミステリーから1つを選ぶことができる。
「こども向けボードゲームの部屋」(定員5名)には、子どもが楽しめるボードゲームやおもちゃを常備。親子で楽しむほか、子ども同士で没入している間に夫婦で会話を楽しむなどの使い方もできる。
「夜通しボードゲームの部屋」(定員5名)は、多くのボードゲームを常備し、部屋の中でとことんゲームできる部屋。
「スカイテラスとボードゲームのお部屋」(定員5名)も、数々のボードゲームをたっぷり楽しむことができる部屋。難波の景色や夜景を眺めるほか、焼き肉も楽しめるテラスも付いている。
館内にはそのほか、フィットネスルーム、ランドリールームも備えた。
2022年9月までは、開業特別キャンペーンとして1泊1室あたり1万3,000円~で利用可能。4人で泊まれば1人あたり3,250円~と手軽に1日中遊びが満喫できる。12歳以下のこども添い寝2名までは無料。