女優の芳根京子が、7月期に放送される綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(毎週日曜21:00~)に出演することが28日、発表された。
本作は、現役を引退したサッカー元日本代表が新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。
綾野が演じる主人公・新町亮太郎は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。しかし、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、そして、サッカー選手だった自分を誇りに思っていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。
5月23日からスポーツマネージメント会社「ビクトリー」で働く個性豊かな面々をはじめとしたドラマ出演者たち=本作のベストイレブンを随時発表している。
このたび、シリアスからコメディまで幅広い作品で存在感を発揮している芳根京子の出演が発表された。ドラマ初主演を務めた金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』(2015年)では、高校生を演じていた芳根。それから7年が経ち、今度はバリバリのキャリアウーマンとして作品に花を添える。日曜劇場へのレギュラー出演は、『小さな巨人』(2017年)以来5年ぶり。
今作で芳根が演じるのは「ビクトリー」の社長も期待する、“デキる”若手社員・深沢塔子。深沢は責任感が人一倍強く、バリバリ働くキャリアウーマン。その仕事への姿勢が信頼を生み、入社5年目にして7人ものアスリートのマネージメントを担当している。その一方で、かつてはアナウンサー志望であり、スポーツ選手と結婚できるかもと思い「ビクトリー」に入社したというミーハーな一面も。そんな深沢は“オールドルーキー”である新町の教育係としてバディを組むことになるが・・・仕事に堅実な深沢とサッカーしか知らない新町、という正反対ともいえる凸凹コンビの関係性は、ストーリーが進む中でどのように変化していくのだろうか。
■芳根京子コメント
正直、スポーツマネージメントという職種は聞いたことがなく、このようなお仕事があるのかと思ったので、今まで見たことがない作品になるなと、とてもワクワクしました。すごくやる気十分ですし、夏クールのドラマなので、“あつい夏”になるといいなと思っています。
今回、塔子という役をやらせていただくにあたって、髪を20センチくらい切りました! ここまで思い切ってバッサリ切ったのは初めてで、自分でも鏡を見るたびに驚いてしまいますが、新たな自分をお見せできるのではないかなと思っています。撮影が始まったばかりで、塔子という女性をどう魅力的に生きていくか模索中ですが、新町さんとのコンビが、見ていてすっと入ってくるような気持ちいいコンビになるといいなと思っています。撮影初日には、初日と感じないような楽しい掛け合いができたと思うので、これから撮影が進んでいくとともに、2人がどう進化していくのか・・・空気感がどう変わっていくのかとても楽しみです。
“スポーツ”の物語ですが、いろいろな方が共感できる作品だと思います。私もスポーツの経験はないですが、心にすっと入ってくるこの感じをたくさんの方々に楽しんでいただけたらいいなと思います。