バスケットボールの世界大会『FIBA バスケットボールワールドカップ2023』が2023年8月25日~9月10日に、日本テレビ・テレビ朝日系で放送されることが決定した。
4年に一度、世界32チームがバスケットボール世界一を競う『FIBA バスケットボールワールドカップ2023』。2023年大会は初の3カ国共催で、日本(沖縄)、フィリピン(マニラ)、インドネシア(ジャカルタ)でグループステージが開催される。決勝トーナメントは、フィリピンで行われる。
日本は開催国として沖縄でのグループステージに参戦。代表入りが期待されるバスケットボールの最高峰、アメリカ・NBA所属の八村塁選手(ワシントン・ウィザーズ)や渡邊雄太選手(トロント・ラプターズ)が世界中のトップ選手と戦う。昨年7月に当時世界ランキング7位で東京五輪・銀メダルのフランス代表に勝利するなど、史上最強との呼び声も高い日本代表。ワールドカップでの成績は「2024年のパリ五輪出場権」「パリ五輪最終予選出場権」がかかっているため、日本男子バスケの未来を決める重要な大会となる。
前回大会では21年ぶりに自力出場を果たしたが、新生男子日本代表は昨年の東京五輪で女子日本代表を“史上初”の銀メダルに導いたトム・ホーバス氏をヘッドコーチに迎える。体格で劣る日本代表を3ポイントシュート、ハイスピード、粘り強いディフェンスという3つの柱で育てたトム・ホーバス氏の采配に注目だ。
日テレビとテレ朝では、2023年ワールドカップに向けての男子日本代表の戦いをBS日テレ、BS朝日と連携し放送していく。さらに、番組やアナウンサーが局の垣根を越えてコラボする。
コメントは以下の通り。
■トム・ホーバス ヘッドコーチ
選手たちの気持ちがとても強いので、本当に楽しみです。メンタルタフネスとハングリー精神が必要なワールドカップでの戦いは、おそらくオリンピックより難しいです。ただ、チームワークや速さ、細かいことをキチンとやれるのが日本の強い部分ですので、日本はもっともっと強くなると思います。応援が選手たちのエネルギーになるので、ワールドカップ会場の沖縄アリーナが満員になってほしいと思います。私にとってセカンドホームである日本での開催は最高です。日本のために、いいチームを作りたい。楽しみです。
■渡邊雄太選手(トロント・ラプターズ)
世界の一番を決めるワールドカップで、世界の強暴国相手に勝てるような、日本を見せていきたいと思っています。自分の国で開催してもらえることはありがたいことですし、いつも日本から応援してくれているファンの方々の前でプレーできることをとても楽しみにしています。2019年中国大会の5連敗を忘れていないですし、東京2020オリンピックの3連敗も一切忘れていません。負けることがすごい嫌いですし、その悔しさを忘れずに、しっかりと受け止めて、ワールドカップまでの1年間の準備に活かさなければならないと思っています。
■日本テレビ 辻岡義堂アナウンサー
興奮しております。小中高大と汗を流したバスケットボールの世界一を決める大会が、日本にやってきます!「藤沢市のジェイソン・キッド」を自称する私。少年時代に憧れたNBAを代表する司令塔のように、ホーバスJAPAN の魅力を最大限引き出したいと思っております。来年の夏、日本バスケを一緒に応援しましょう!
■テレビ朝日 佐藤ちひろアナウンサー
小中学校時代、福島県の南相馬市でバスケットボールに明け暮れていた私にとって、まさに夢のような機会をいただきました。日本で行われるワールドカップを全国に伝えられるビッグチャンス! 全身全霊で頑張ります! 毎週放送している『バスケ☆FIVE』を中心に、1人でも多くの人にバスケットボールの魅力を伝え、来年の8月、日本を1つにしてホーバスJAPANを後押したいです。