SNSでは、ものづくりが好きな人たちによる絵や置物などを目にする機会が多々ありますが、今回まるで漫画やアニメの世界から出てきたような野菜の妖精をTFO7マツヤ(@matsuya_555)さんの投稿に発見しました。
ナス科3点セット
(@matsuya_555)より引用
ナス、トマト、ピーマンが人型になったようですが、一言で表現するのが難しいほど、素晴らしい作品。かわいいながらも美しく、気高くもあり無邪気な雰囲気もある。表情や佇まいからなんとなくその子の個性がイメージできるような気がします。
この投稿には「美人過ぎる」「飾りたい……」「これはいい世界観のナスだ」との声が集まりました。ほんとにきれいですよね。
さらに「天才的すぎます……!」「またすごい神様みつけてしまった」「野菜の素材を上手く活かしていてすごい!」などの意見も。こういった素晴らしい作品を気軽に見ることができるなんて、良い時代です。(笑)
その他「これから旬を迎える妖精たち」「うちの畑にはこんなかわいい子達できたことない」「なにこれ可愛い! じゃがいももナス科なので4点目に是非お願いします!」「並行世界のなすちゃん……」などのコメントも寄せられました。
作品を制作したTFO7 マツヤさんにお話を伺いました。
――「ナス科の3人」を作るきっかけを教えてください。
以前から「人ではない人型のキャラクター」を描いていましたが、髪型の部分を野菜の形を残したまま落とし込めたら面白そうだと思い、今回のような形になりました。家族が家庭菜園で「ナス、トマト、ピーマン」を栽培したことがあり、また夏の食卓でもおなじみで親近感がありました。そのためモチーフとして扱いやすかったです。
――今回最も気に入っている部分を教えてください。
ナスのヘタを前髪に見立てたデザインは、結構気に入っています。
――どのように作っているのでしょうか?
Zbursh という3D造形ソフトで形のデータを作り、3Dプリンターで物体をプリントしました。さらにプリントしたものの表面を整え、着色しています。
――今回のツイートへの反響に際して、率直な感想をお聞かせください。
前回の作品でも想像以上の反応を頂き大変ありがたかったのですが、今回もこんなにもたくさんの反応を頂いたことに非常に驚きました。本当にありがたいです。
作品のクオリティの高さはもちろんですが、3Dプリンタを使って作っていることにも驚愕しました。
画面の中の光景が、実際に立体として目の前に存在する、まさに2次元が3次元になったということですよね。作品の制作過程もぜひ見てみたいです。
ナス科3点セット pic.twitter.com/RG9i5WSDJC
— TFO7 マツヤ (@matsuya_555) May 21, 2022