第一生命保険は5月27日、第35回「第一生命サラリーマン川柳コンクール」ベスト10を発表した。同コンクールは2021年9月から10月にかけて募集、全国から約6万句以上が集まり、2022年1月には全国優秀100句を発表。ベスト10は全国約6万名のサラ川ファンの投票によって決定した。
まん延防止等重点措置による時短営業が求められる中、コロナ禍の暮らしを、かつての人気番組のタイトルと掛けた作品がグランプリを獲得した。
「8時だよ!! 昔は集合 今閉店」(山のパン屋/30代)
その他にも、マスク文化ならではの"あるある"を詠んだ作品が数多くランクイン。さらに、毎年恒例の健康を省みる作品や流行語を取り入れた川柳は今回も多くの支持を集め、ベスト10入りを果たした。
「年代別でみるサラ川ベスト3」には、職場での“あるある”をコロナウイルスとかけた作品が全世代でランクイン。働いている中 で、誰しも一度は経験したことのある、仕事でのワンシーンを巧みに詠んだ作品に、「まさに私の上司そのも の!」「今の職場の状況そのもの」といった共感の声が寄せられた。
新名称は「サラっと一句! わたしの川柳コンクール」に
「サラリーマン川柳コンクール」は長年「サラ川」の愛称で親しまれてきたが、このたび名称を改め「サラっと一句! わたしの川柳コンクール」になる。
職場や家庭の日常を五・七・五にのせてユーモアたっぷりに表現するコンセプトは守りながら、一人ひとり異なる価値観やライフスタイルを持つ「わたし」が感じた日常を気軽に応募してほしいという想いを込めるとともに、老若男女問わず、幅広い方々に案内でき、より長く愛される名称を目指した。新名称で初となるコンクールは2022年9月下旬から募集開始予定。