キリンビールは5月25日、2022年10月1日納品分からビール類・RTD・その他樽詰商品・ノンアルコール飲料・輸入洋酒の一部商品の生産者価格を改定すると発表した。
■今後もコスト上昇が継続
同社によれば、高品質で安心・安全な商品を適正な価格でユーザーに提供すべく、事業全体でコスト削減、生産性向上など、さまざまな企業努力と経営合理化に努めてきたという。
だが原油価格の高騰に加え、昨今の国際情勢の混乱なども影響し、大麦・コーン・アルコールなどの原材料価格をはじめ、アルミ・段ボールなどの資材価格、製造にかかるエネルギー価格や物流費などあらゆるコストが上昇。今後もこの状況は継続するものと想定されるため、今回やむを得ず価格改定を実施することを決定した、としている。
対象品目は、ビール類・RTD・その他樽詰商品・ノンアルコール飲料・輸入洋酒で、一部価格改定対象外の商品あり。価格はオープン。