Fanは5月25日、「金融資産に関する実態調査」の結果を発表した。調査は3月15日〜4月12日、20代〜70代の男女2,047名(うち、子あり既婚者40.9%、子なし既婚者17.6%、一人暮らし17.6%)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、現在の金融資産(貯蓄、貯蓄型保険、投資・資産運用)の合計額を教えてもらったところ、全体の約30%が「1,001万円以上」である一方、約25%が「300万円以下」であることが明らかに。
金融資産のポートフォリオの割合をみると、有効回答者の25%が「金融資産の50%以上を投資・資産運用に回している」と回答。また、45%が「金融資産の80%以上を貯蓄に回している」と回答し、「金融資産の100%を貯蓄に回している」という人は全体の約30%だった。
そこで、貯蓄の方法について教えてもらったところ、ほとんどの人が「預貯金」(94.4%)を利用。また、「定期預金」が44.3%で続き、次いで「外貨預金」(11.2%)、「タンス預金」(6.3%)と続いた。
同様に、加入している貯蓄型保険を教えてもらったところ、「個人年金保険」(56.1%)や「生命保険」(52.6%)という人が多く、次いで「外貨建て保険」(26.2%)、「養老保険」(18.8%)、「学資保険」(17.5%)という結果に。
さらに、「投資・資産運用」の方法としては、「投資信託」(61.2%)、「株式投資」(59.9%)、「つみたてNISA」(56.6%)に回答が集中した。
なお、「貯蓄」「貯蓄型保険」「投資・資産運用」を行う目的については、いずれも「老後資金」「将来に備えて」「不測の事態に備えて」が上位にあがった。