タイガー魔法瓶は5月26日、5.5合炊き「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPL-S100」を発表した。発売日は7月21日で、価格はオープン。推定市場価格は140,800円。本体カラーはスレートブラックとミストホワイトの2色。

  • 土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPL-S100

JPL-S100は、2023年に創業100周年を迎えるタイガー魔法瓶が、これまで培ってきた熱制御テクノロジーの粋を集めたとする記念モデル。タイガー魔法瓶のIHジャー炊飯器において、ラインナップの最上位に位置する。

タイガー魔法瓶の「土鍋ご泡火炊き」は、本物の土を素材とした蓄熱性に優れた本土鍋を内釜に使用した炊飯器。本体底の「遠赤土かまど」が本土鍋に熱をしっかり伝え、最高温度約280℃の高火力と、遠赤効果による輻射熱でご飯の甘味をより深く引き出す。

新モデルのJPL-S100では、この土鍋ご泡火炊きに、新たに「連続ノンストップ加熱」を採用。独自開発の「ハリつやポンプ」からフタ内部に風を送ることで、吹きこぼれを防ぎ、薪火で炊き上げるような理想の火力を長く保てるようになった。

  • 連続ノンストップ加熱に対応

従来モデルである2021年度製品「JPL-G100」と比べ、炊飯時に約106℃(約1.25気圧時)の状態を約1.5倍長く維持。大火力でじっくり炊き上げることで、お米のα化(糊化)を促進して、ご飯の深い甘みと程よい粘りを引き出す。甘みは約17%アップ、粘りも約3%アップしているという。

  • 理想の火力をより長時間保てる

そのほか引き続き、高温を維持しながらお米を蒸らす「丹精(たんせい)仕上げ」、段階的に圧力を制御して仕上げ時の蒸らし温度を高く維持しながら、ゆるやかに温度変化させてお米の甘みを引き出す「多段階圧力機構」、木製のおひつを手本に開発したご飯の香りと弾力を保つ「おひつ保湿」などの機能を搭載。お米の「銘柄巧み炊きわけ」は70銘柄に対応する。JPL-S100の本体サイズと重さは、W290×D351×H220mm、7.4kg。炊飯時消費電力は1,080W。

  • 付属のしゃもじは、SIAA認証の抗菌加工となった