5月24日に、突如、『HUNTER×HUNTER』の作者「冨樫義博」だというTwitterアカウントが開設。当初は偽物か本物かはっきりしないと物議になっていたが、その後、同業者らの報告で本人だと判明、大きな話題になっている。さらに、カウントダウンのような数字の書き込まれた原稿用紙の写真もツイートされ、HUNTER×HUNTERの執筆が進んでいるのではないかと、休止中の連載の再開に期待する声が集まっている。

  • 冨樫先生Twitterアカウントが本物で大反響、謎のカウントはHUNTER×HUNTER再開か?

    5月24日に開設された冨樫先生のアカウント。よくある偽アカウントではないかと懐疑的な声もあったが、その後に本物と判明

「HUNTER×HUNTER」は、週刊少年ジャンプ(集英社)で1998年から連載を開始した冨樫義博さんによる少年漫画。主人公の少年・ゴンが、まだ見ぬ父に会うために、父と同じハンターとなり、仲間との絆を深めていくところからはじまった壮大な物語だ。ストーリの面白さや、複雑な心理戦の描写などで人気を博している。掲載が不定期であることでも知られており、現時点では、約3年半の休載が続いている。

同アカウントは、プロフィールに「公式()です。主に原稿の進捗状況をお伝えしていきます。」と書かれており、5月24日時点では、「とりあえずあと4話」のコメントとともに、原稿に「6」と書かれた写真を投稿していた。当該ツイートは、記事掲載時点で、いいね数132万件、リツイート数50万件にのぼっている。

このアカウントに対しては当初、「本物なら続き書いてほしいし本物じゃなかったとしてもここまでしたなら続き書いてほしい」「冨樫先生、机透明やけど本物かな?」など、本物かどうかを疑う声が多く寄せられていた。しかし、冨樫さんのアシスタントでもある井上コウセイさんや、「ワンパンマン」などで知られる村田雄介さんが本人であることをツイート。本人だとわかるや否や爆発的に注目が集まり、フォロワーが一気に100万人を超え、その記録的なフォロワー増に「フォロワー100万人」がツイッタートレンド入りする場面もあった。なお、記事掲載時点で同アカウントのフォロワーは、既に192万人に到達している。

  • 記録的なフォロワー増に、「フォロワー100万人」がトレンド入りする場面も

そして5月26日には、新たに「7」と書かれた原稿の写真を投稿。「6」から「7」へと数字が進んだことに対して、ファンの間では「24日のツイート原稿用紙の右下数字は6、今回は7。一昨日残り4話てことだからこのまま10までいったとき何かが起こる⁉️1番に予想されるのはハンター連載再開が濃厚説だけど…」「右から左にうつったことでやっぱりこれノンブル?今手をつけてる話含めてあと4話なのか?ってなってる」などの考察が広がっている。最初のツイートで「あと4話」と「6」という数字。26日には「7」という数字。数字は進捗報告なのか? そして「10」に何が起こるか、今から楽しみでしかない。

ネット上では引き続き、「冨樫先生のお陰で初めてTwitterの通知機能使ったわ。」「やばい冨樫先生毎日Twitter更新してくれてる。感動する。」「やっとH×Hの続きが見れるぞ……」と、歓喜の声が多く寄せられている。