ウォンテッドリーは5月25日、「企業のパーパスと採用」に関する調査結果を発表した。調査は4月15~22日、Wantedly利用/非利用の双方とも含む採用担当者158人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず「パーパスを定義しているか」と聞くと、「はい」(80%)、「いいえ」(20%)だった。
そして、「パーパスを決定した背景」を尋ねると、「創業時から決定していた」「組織作りに活かすために」(48%)、「採用活動に活かすために」(21%)がTOP3となっている。
次に、「選考時のパーパスの重視度合い」を聞いたところ、「非常に重視している」(44%)、「ある程度重視している」(43%)、「あまり重視していない」(10%)、「まったく重視していない」(3%)という結果だった。
さらに、「採用時にスキルよりもパーパスへの共感度合いを重視することがありますか」と聞くと、「はい」(32%)、「いいえ」(68%)となっている。
なお、パーパスを重視する理由には、「スキルは身に付けるものであって、スキルを身に付けられる力、素養があるかを判断している」(IT企業/創業10年以内)、「スキル要件に満たない方が選考に参加されている場合でも、パーパスへの共感度が高ければその後の成長や組織への貢献が増大すると考えております」(IT企業/創業11~30年)、「特に新卒採用においてはそのようにしています」(教育系企業/創業31~50年)などのコメントがあった。