ハイセンス、折りたたみ式棚×自由度が高いレイアウトの冷凍冷蔵庫 5機種

ハイセンスジャパンは、庫内をレイアウトしやすい冷凍冷蔵庫5機種を、5月下旬から順次発売する。ラインナップは定格内容積360L容量の「HR-D3602S」、282L容量の「HR-G2802BR」と「HR-D2802S」、250L容量の「HR-B2501」、162L容量の「HR-G16AM」の5機種。

価格はオープンで、店頭予想価格と発売時期は「HR-D3602S」が100,000円前後で6月中旬、「HR-G2802BR」が90,000円前後で6月中旬、「HR-D2802S」が80,000円前後で6月中旬、「HR-B2501」が65,000円前後で5月下旬、「HR-G16AM」が50,000円前後で6月上旬。

左から、「HR-D3602S」、「HR-G2802BR」、「HR-D2802S」
左から、「HR-B2501」、「HR-G16AM」、「HR-A45S」

すべてフリーザー性能がフォースター、冷却が霜取りを自動で行うファン式を採用する。カラーは「HR-D3602S」・「HR-D2802S」・「HR-B2501」がスペースグレー、「HR-G2802BR」がダークブラウン、「HR-G16AM」がミラーブラックだ。

360L 冷凍冷蔵庫「HR-D3602S」

「HR-D3602S」は庫内容量360Lで、3ドアタイプの冷凍冷蔵庫。水を入れておくだけでブロックアイスが作れ、最短90分の急速製氷も可能な「自動製氷システム」を搭載する。取り外せる製氷皿は丸洗い可能で、製氷ボタンを3秒長押しすると給水パイプを自動洗浄するため、手入れの負担が少ない。

庫内容量360Lで3ドアタイプの「HR-D3602S」
自動製氷システムでブロックアイスを自動で作れ、最短90分の急速製氷も可能

冷蔵室は、棚の位置を調整できる自由度の高いレイアウトが特徴。棚が折りたたみ式で、折りたたむと背の高いボトルや鍋をそのまま収納可能だ。高さを変更できるドアポケットには、缶ビールを最大で12本入れられる。

冷蔵室内部の「セレクトチルド室」は、保存する食材に合わせて－3～0度の「微氷結」と、0～3度の「チルド」を切り替えられる。微氷結に設定して肉や魚の鮮度と味を長く保ったり、チルドに設定して豆腐や常備菜などの食材の味や食感、色味を保ったりといった使い分けが可能だ。

野菜室は中央に配置。「冷気ガード仕切板」によって中が仕切られており、野菜の乾燥を遅らせるとする。野菜室の底には「お掃除口」があり、下にゴミ箱を置いて、野菜室のゴミをそのまま落とせる。

本体サイズはW599×D665×H1,740mm、重さは72kg。年間消費電力量は346kWh/年。全定格内容積は360Lで、冷蔵室は197L（144L）、野菜室は86L（46L）、冷凍室は77L（42L・カッコ内は食品収納スペースの目安）。冷蔵室のうち、チルドルームは12L。ドアを閉め忘れた際にアラームで知らせてくれる機能を搭載する。

282L 冷凍冷蔵庫「HR-G2802BR」・「HR-D2802S」

「HR-G2802BR」は傷がつきにくく汚れを落としやすいガラスドアを、「HR-D2802S」は鋼板ドアを採用した2ドアタイプ冷凍冷蔵庫。両製品とも、庫内に掃除しやすい強化ガラス製の棚を設置する。

ガラスドアを採用した2ドアタイプの「HR-G2802BR」
鋼板ドアの2ドアタイプの「HR-D2802S」

また両製品とも、折りたたみ式の中段ガラス棚を冷蔵室に採用しており、背の高いボトルや鍋などをそのまま入れられる。ドアポケットの容量も大きく、2Lペットボトルを4本が置けるサイズ。冷蔵室の下の段には、食材を用途に合わせて収納しやすい引き出し式のフレッシュケースを用意した。野菜室と冷凍室は2段式で、整理しやすいクリアトレーを内蔵する。