ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ『ベイマックス!』が、6月29日16時よりディズニープラスで独占配信開始されることが25日、発表された。
日本とサンフランシスコからインスピレーションを得た架空都市サンフランソウキョウを舞台に、ベイマックスの愛くるしいキャラクターをはじめ、家族の愛やベイマックスと少年ヒロの深い絆を描いた『ベイマックス』(2014)は、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞、日本でも興行収入90億円を突破する大ヒットを記録し大きな話題を呼んだ。
長きにわたって、映像作品以外にもアトラクションやグッズなどで爆発的な人気を誇るベイマックスの新たな冒険を描く新シリーズが始動。計6エピソードからなるドラマシリーズ『ベイマックス!』が6月29日よりディズニープラスで独占配信されることが決定し、新予告編&キービジュアルが公開された。
謎の事故で兄を失い、深い傷を負った天才少年ヒロの前に現れた、ケア・ロボットのベイマックス。実は亡くなった兄が、人々の心と体を守るために開発したものだった。そんなベイマックスは、瞳で心とカラダの健康状態をスキャンし、手はこすり合わせるとAEDに。1万通りの治療法がプログラミングされていて、傷ついた人のSOSをキャッチできる優れた能力を持つが、一方で戦闘意欲や能力はゼロ。そんなベイマックスが街の“人助け”に挑む新たな冒険がスタートする。
舞台は架空都市サンフランソウキョウ。公開された新予告編では、ベイマックスがヒロの前から姿を消し、“お助けヒーロー”として街へ繰り出すことに。あらゆる場所で人々のSOSを察知したベイマックスはすぐさま駆け寄り助けようとするが、“人を助けたい”という純粋無垢すぎる気持ちが時々人々を困らせ空回りしてしまうことも。それでも一生懸命助けようとする愛くるしい姿をみせる一方で、サンフランソウキョウ全体を巻き込む大迫力のアクションも炸裂。ヒロを守る存在から、今度は街の“お助けヒーロー”として、ベイマックスはどんな冒険を繰り広げるのか。
映画『ベイマックス』を手掛けたドン・ホール監督は、最新作について「ベイマックスが普通の人々と交流するディズニープラスのシリーズを作るのは楽しいと思ったんだ」と作品誕生のきっかけを語る。「6つのエピソードのそれぞれで、ベイマックスは誰かを助けたいと思っていますが、多くの場合助けられたくないという人もいます。ベイマックスは自身で識別した、人々の身体的な問題を解決するべく動き出しますが、その過程でより深く、感情的になっていくベイマックスが、自分の役割において変化しながら対応できるようになります」とベイマックスが人助けをするうちに、彼自身にも“変化”が訪れていくと明かした。
エピソードごとに各監督陣が制作を担当した本作では、純粋無垢なベイマックスが街の人々を助け彼らと関わっていく中で、彼自身も様々なことを学び成長していく。波乱万丈な“お助け”を通して魅せるベイマックスの新しい魅力にも注目だ。