エイチームライフデザインは5月24日、「世代別の電子マネー利用実態」の調査結果を発表した。調査は3月1日~24日、電子マネーの使用経験があるX世代(42~57歳)、Y世代(27~41歳)、Z世代(18~26歳)の男女663名(各世代221名)を対象にWEBで行われた。

  • 電子マネーの利用頻度

    電子マネーの利用頻度

電子マネーの利用頻度を聞いたところ、Z世代とX世代は「1日1~2回」、Y世代は「2日~3日に1回」が最多となり、1日に1回以上使う人の割合は、Z世代で48%、Y世代では39.8%、X世代は33.9%となった。

  • 最も使う電子マネー

    最も使う電子マネー

各世代にどんな種類の電子マネーを使っているのか尋ねたところ、Z世代は「交通系電子マネー」(28.1%)が最も多く、次いで僅差で「Pay Pay」(26.2%)。X世代・Y世代はともに「Pay Pay」(X世代33.9%、Y世代34.4%)が3割強、次いで「交通系電子マネー」(同18.1%、19.5%)が2割弱という結果に。

利用頻度の高い電子マネーを選んだ理由を聞くと、Z世代とX世代は「よく行くお店(場所)で利用できるから」、Y世代では「ポイントの還元がいいから」が最多だった。

  • 電子マネーの使用場面

    電子マネーの使用場面

次に、電子マネーの使用場面を教えてもらったところ、全世代で、「商品の購入」「飲食の支払い」「インターネット通販及びオンラインサービス」「公共料金の支払い」が上位に。世代間で大きな違いはないものの、3世代の内、Z世代のみが「デジタルギフトの購入」と「割り勘(個人間送金)」の使用が、ともに20%を超えた。

また、電子マネーの利用に「不安や抵抗を感じるか」を聞いたところ、Z世代64.3%、X世代70.6%、Y世代62.0%が「感じない」と回答。一方、「電子マネーの利用に不安や抵抗を感じる」と回答した人が懸念することは、Z世代は「使いすぎ」、X世代・Y世代では「セキュリティ」や「スマホの不具合・紛失時」が多くあがった。