ソフトバンクは5月24日より、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS wish」をAndroid 12に更新するOSアップデートの配信を開始した。
アップデート内容は下記のとおり。このほか、製品をより快適に利用できるようにするための更新も含まれる。
- Android 12へのOSバージョンアップ
- 特定条件下にて再起動を繰り返す場合がある事象の改善
- セキュリティの向上
更新時間は最大30分程度。更新後のソフトウェアバージョンは、ビルド番号「14JP_2_21D」となる。
Android 12へのOSアップデートに伴う変更内容については製造元であるシャープのWebサイトで紹介されており、以下のような機能強化が行われる。
Bright Keep
状況にあわせて画面の点灯を制御する「Bright Keep」機能で、ホーム画面を表示した状態で端末を置いたときに早めに画面を暗くする/アプリ画面を表示した状態で端末を置いたときに画面表示を維持する設定が利用できるようになる。
デザイン刷新
ロック画面の大きな時計表示や新しい通知パネルなど、Android 12の特徴的で使いやすいユーザーインタフェースが適用される。
壁紙の色に合わせてロック画面/通知/設定/ウィジェット/アプリなど端末全体の配色が自動的に変わる「ダイナミックカラー」に対応する。
プライバシーの強化
アプリがマイクやカメラを使用しているときに、画面上部の通知バーにアイコンが表示されるようになる。また、アプリから位置情報を求められた場合に、正確な位置情報ではなくおおよその位置情報を提供するような設定が行えるようになる。
ユーザビリティの向上
画面に表示されているよりも広い範囲のスクリーンショットを撮れるスクロールスクリーンショットを利用できるようになる。また、暗い部屋などで画面の明るさを最低にしてもまだまぶしいときなどに、明るさをさらに一段下げる「ユーザー補助」→「さらに輝度を下げる」設定が利用できるようになる。