JR九州は24日、西九州新幹線の開業に合わせ、9月23日から運行開始する新たなD&S列車「ふたつ星 4047」の運転時刻と停車駅、運転日について発表した。午前便・午後便で異なるルートを走行し、2つのルートで西九州エリアを1周する。
「ふたつ星 4047」は9月23日以降、金・土・日・月曜日と祝日を中心に、午前便・午後便の各ルート1日1本を運行。午前便は武雄温泉駅を10時22分に発車し、佐世保線・長崎本線経由で途中の江北(現・肥前山口)駅、肥前浜駅、多良駅、小長井駅、諫早駅に停車する。肥前浜駅では17分間停車(11時6分着・11時23分発)。諫早駅から長崎本線(旧線)を走り、長崎駅に13時15分に到着する。
午後便は長崎駅を14時53分に発車し、長崎本線(旧線)・大村線・佐世保線経由で途中の諫早駅、新大村駅、千綿駅、ハウステンボス駅、早岐駅、有田駅に停車。諫早駅で15分間停車するほか、千綿駅でも10分間停車(16時20分着・16時30分発)する。武雄温泉駅には17時45分に到着する。
午前便・午後便ともに、列車のコンセプトである「西九州の海めぐり列車」にふさわしく、ホームからの景色や沿線の特色を楽しめるほか、停車時間を活用した駅でのにぎわいづくりや、「ふたつ星 4047」ならではの楽しみ方を提案するという。
「ふたつ星 4047」は全車指定席で運行され、乗車券と指定席特急券(料金はJR九州の特急列車と同じB特急料金を適用)の購入で乗車可能。指定席は乗車1カ月前から「みどりの窓口」などで購入できる。なお、車内や停車駅でのサービス内容は決まり次第、改めて知らせるとのこと。