ロジクールは5月24日、「MXシリーズ」のマウス製品「MX MASTER 3S アドバンスド ワイヤレス マウス」(以下MX MASTER 3S)を発表した。2019年9月に発表された「MX MASTER 3」の後継モデルで、6月16日に発売する。
価格はオープンで、直販「ロジクールオンラインストア」価格は14,960円。カラーはグラファイト(MX2300GR)、ペイルグレー(MX2300PG)の2色。併売はせず、順次MX MASTER 3Sに切り替えていくという。
MX MASTER 3Sは、7ボタンを搭載したロジクールのフラグシップマウス。前モデルMX MASTER 3で採用されていた人間工学デザインや主な機能は同じだが、新たに静音性とトラッキング精度を大幅に向上させている。
具体的には、クリックボタンのノイズを90%低減しほぼ無音化したほか、トラッキングセンサーを従来の4,000dpiから8,000dpiに倍増し、高解像度ディスプレイなどでより精確なトラッキングが可能となった。dpi値は200dpi~8,000dpiまで、50dpi刻みで設定可能。
スクロールホイールは、1秒に1,000行スクロールできるMag speed電磁気スクロールを継承し、親指付近のサムホイールも健在。通信はBluetoothおよび、同梱のLogi Boltレシーバーに対応し、最大3台までの機器を切り替えて使える。
このほか、PC向けユーティリティ「Logi Options+」を使うことで、ボタンやホイールに好みのショートカットを割り当られる。Logi Options+はこれまでベータ版が提供されてきたが、MX MASTER 3Sおよび、キーボード「MX MECHANICAL」シリーズ発売にあわせ、正式版がリリースされる予定。
MX MASTER 3Sの本体サイズは84.3×124.9×51mm、重さは141g(電池含む)。Boltレシーバーのサイズは14.4×6.6×18.4mmで重さは2g。製品にはグラファイトで27%、ペイルグレーで22%の再生プラスチックが使われている。