子役の稲垣来泉と泉谷星奈が、7月期に放送される綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(毎週日曜21:00~)に出演することが23日、発表された。
本作は、現役を引退したサッカー元日本代表が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。
綾野が演じる主人公・新町亮太郎(しんまち・りょうたろう)は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。しかし、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、そして、サッカー選手だった自分を誇りに思っていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。
スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で働く個性豊かな面々をはじめとした、ドラマ出演者たち=本作のベストイレブンを、本日5月23日を皮切りに毎日発表。主演の綾野に続く2人目の出演者として高橋克実がすでに発表されているが、このたび、主人公・新町亮太郎の2人の娘を演じるキャストが決定した。
1人目は、演技力を絶賛され、ドラマ・映画をはじめ多方面から引っ張りだこの稲垣来泉。日曜劇場への出演は、2018年7月期の日曜劇場『この世界の片隅に』以来4年ぶり。NHK連続テレビ小説としてはすでに3作目の出演作となる現在放送中の『ちむどんどん』では主人公の幼少期を演じ、その演技の繊細さと愛らしさで世間の話題をさらった。
稲垣が今作で演じるのは、サッカー選手である父・亮太郎のことを誰よりも誇りに思い、かっこいいと思っている新町家の長女で小学生の新町泉実(しんまち・いずみ)。しかし、父が突然現役を引退したことが受け入れられず、父との関係に深いヒビが入ってしまうという役どころだ。
2人目は、期待の新星・泉谷星奈。TBSドラマへのレギュラー出演は初めてだが、オーディションで圧倒的な自然な演技を披露し、今回大抜てきされた。そんな泉谷が演じるのは、姉・泉実と同じくサッカー選手である父が大好きな新町家の次女で、幼稚園児の新町明紗(しんまち・めいさ)。父がサッカーを辞めたことの意味がまだ理解できていない年頃で、それゆえに、父と姉の泉実がギスギスしているのを悲しい気持ちで見ている。
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