キャリア支援事業を展開するサポーターズはこのほど、2023年卒業予定学生を対象とした、「参加してよかったエンジニアサマーインターンランキング」を公開した。
同調査は2022年3月11日〜5月10日、2023年卒業予定登録のサポーターズ登録学生を中心にwebアンケートにて実施。有効回答数は334件だった。同調査は本年が初めての実施となり、翌年以降の継続的な調査の実施を予定している。
学生はインターンに参加した企業のうち最大3社の企業名を任意で記載し、「技術力の向上」「メンタリング、フィードバック体制」「雰囲気、社員の人柄」「周りのレベルの高さ」の各項目の満足度において5段階から選択したものを、同社がポイント化して集計。なお、公平性担保の観点から5回答以上集まった企業108社をランキングの対象とした。
「参加してよかったサマーインターンランキング」の総合では、リクルートが1位を獲得。2位以下はメルカリ、CARTA HD、Retty、サイバーエージェント等webサービスを展開する企業が中心にランクインしている。
部門別の1位には、「技術力の向上」ではRetty、「メンタリング、フィードバック体制」ではリクルート、「雰囲気、社員の人柄」ではCARTA HD、「周りのレベルの高さ」ではメルカリ、と総合top5にランクインする企業が名を連ねる結果となった。
同調査では、各項目の満足度に加え自由記述で感想を取得しており、特に総合部門上位の企業への感想に着目した結果、「実務に近い形式での実施」「期間中のフォローが手厚い」に関する感想が多く挙げられていた。
以下は、感想の一部抜粋となる。
・「インターンシップでは自分が挑戦したいことに挑戦することができた。リクルートは何に取り組みたいか自分で考え、メンターの方に補助をしてもらいながら、自発的に働く内容だったことが印象的である。あまりの自由度の高さに、インターン生も他の社員さんと同じくらいの裁量権があり、驚いた」(リクルート)
・「講義形式とハッカソン両方を経験できる上、企業についてたくさん知る機会もあった。 密度の濃い内容で、密度の濃いコミュニケーションがとれた、楽しかった」(CARTA HD)
・「事前にエース級の人材をメンターにつけるということであり、実際の課題に直面した時に素早く原因を追究したりしていたところが印象的だった。 また、エンジニアリングマネージャのファシリテーションもレベルが高かった。 そして何より、同期の学生のレベルの高さに驚いた」(Retty)
・「メンターの方が常にzoomを繋いでくれていたので、質問がしやすい状況であった。 また、実際に業務で使用するシステムのAPI開発に携わらせていただけた」(ヤフー)
・「メンターさんのFBが的確だった点(エンジニア・人間として成長できる点があったと感じた) 。実際に運用されているSlackに参加させてもらい、また社内Wikiも閲覧可能だった点で、情報の透明性が高いと感じた。 オンラインという環境においても、インターン生と社員さんが交流できるように工夫してくれた点が良かった」(アカツキ)