アイドルグループ・モーニング娘。'22の牧野真莉愛、森戸知沙希、北川莉央が表紙を飾るアイドルグラビア雑誌『アップトゥボーイ』vol.315(ワニブックス刊)が23日、発売され、新たに誌面カットとインタビューの一部が公開された。

  • 『アップトゥボーイ』vol.315より左から北川莉央、森戸知沙希、牧野真莉愛

今号は71thシングル「Chu Chu Chu 僕らの未来/大(だい)・人生 Never Been Better!」の発売を控えたモーニング娘。'22を中心としたHello! Project特集号。表紙・巻頭には、6月20日の日本武道館公演をもって同グループからの卒業を発表している森戸と、先輩・牧野、後輩・北川が登場。公開された誌面カットでは、沖縄のビーチを背景に、ネイビーの水着で統一された3ショットで美ボディを披露した。

■牧野真莉愛・森戸知沙希・北川莉央 座談会
森戸:この撮影が決まったときからずっと楽しみにしていたから、終わってしまうのが寂しかったなぁ。

牧野:同じこと思ってた。ちぃちゃんは本当に優しくて大好きだから、ずっと一緒にいたくて!

森戸:いつだったか、まだ卒業も決まっていないときに、真莉愛が突然“ちぃちゃん辞めないでね”って言ったことがあったよね。

牧野:素直な気持ちだよ。

北川:森戸さんは15期のことも、日頃から気にかけて下さっていますよね。リハーサルで迷っていたりすると必ず声をかけてくれるし、森戸さんがずっと見てくれていると思うだけで嬉しくなります。

森戸:15期に関してはちょっとお節介だったかもしれないけど(笑)、私も出来ることはしたいと思っていて。出来ていたかはわからないけど……。

北川:かなり伝わっていました!

牧野:卒業公演のことは考えたくない気持ちが大きくて実感がわかないけど、ちぃちゃんの優しさを、これからもモーニング娘。で引き継いでいくね‼

■森戸知沙希インタビュー
最初はモーニング娘。のオーディションに落ち、カントリー・ガールズにと言われて、少しショックでした。ただデビューできるということ、ももち先輩(嗣永桃子)というテレビで観ていた方と一緒に活動できることもあり、“とにかくやってみよう!”という思いで飛び込んだんです。実際入ると、世界が違うことに驚き、必死でついていく毎日だったけど、そこにももち先輩がいてくれたことが、本当に良かったと思います。何より基礎を徹底的に叩き込まれました。きちんとアイドルを経験した方が、やるべき、知るべきことの要点を直接指導して下さるなんて、そんな贅沢なことないですよね。今でも感謝しています。

この7年半で苦しかったのは、ももち先輩の卒業とカントリー・ガールズとモーニング娘。の兼任になったときでした。兼任がスタートしてすぐにモーニング娘。が20周年を迎え、ゆっくりしている暇もなく、40曲くらい一気に覚えるという課題を渡されたんです。どうやって過ごしたか記憶にないくらいでしたが、慌ただしくモーニング娘。として活動していく中で、段々と“モーニング娘。”に入れた喜びや楽しさを感じることができました。そういった心の変化や成長がいちばん嬉しかったことかもしれないですね。カントリー・ガールズ、兼任、そしてモーニング娘。……普通の道のりではなかったけど、人と出会って、向き合って、学んで、“森戸知沙希”という人間にちゃんとなることができました。