俳優の小栗旬が北条義時役で主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)。22日に放送された第20回「帰ってきた義経」で、成長した大姫役の南沙良が初登場した。
三谷幸喜氏が脚本を手掛ける本作は、源頼朝の右腕として活躍し、武士の世を盤石にした鎌倉幕府の2代目執権・北条義時(小栗旬)の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。
大河ドラマ初出演の南が演じる大姫は、源頼朝(大泉洋)と政子(小池栄子)の愛娘で義時の姪。第20回で成長した大姫として登場し、SNSでは「大姫が大きくなってる」「大姫かわいい」「大姫お美しい」といった声が上がった。庭で笑顔を見せながら遊んでいたが、セミの抜け殻を見て義高(市川染五郎)を思い出す大姫。まだ心に傷を抱えているようだ。
新都鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームの中、純朴な大姫は父・頼朝の野望に巻き込まれていく。大姫は、頼朝の思惑のなか、どうなっていくのか。
出演発表時、南は「錚々たるキャストの皆様とご一緒できることに、とても感謝しています。過酷な運命を辿った大姫ですが、これから演じていく中で私の中に出来上がる大姫が、どのように仕上がるのか、不安よりも期待の方が大きくなっています。歴史はひとつでも、その時代を生き、駆け抜けた大姫の物語に正解はなく、演じる物語は未来の私の一部になると思います。今回の役を通じ、皆様にお届けする大姫を楽しんでもらえるように精一杯、演じていければと思います」とコメントしていた。
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