ボーイズグループのJO1が、20日に放送された日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』に出演した。
2回目の出演だが、前回休みだった金城碧海に、田中圭が「金城くんは初めてですよね。よろしくお願いします」と言うと、金城も「初めまして! よろしくお願いします!」と元気に返す。デビューから続く快進撃について触れると、河野純喜は「ファンの皆さんのおかげです」と答え、そのまま田中が「川尻くんの髪の毛もキラキラ!」と褒めると、当の本人も「ありがとうございます!」と答える。
その後、企画トークに入り、今回はケミ名について。豆原一成が「ケミ名とはK-POPファンの文化で、ケミストリー(=化学反応)が起こる組み合わせのことで、ここではメンバー同士の組み合わせでJAM(=JO1のファンネーム)の皆さんからつけられたコンビ名のことです」と説明。「ちなみに僕と河野くんのコンビは“純豆腐兄弟”と呼ばれていて、2人で一緒にいるとつぶやいてくれるんです。おそらくお互いの名前の漢字に由来しているのかなと」という。白岩瑠姫は「JAMの皆さんがつけてくれたもの以外に、メンバーたちで自称しているケミ名もあるんです」と補足。さらに、鶴房汐恩は「僕と木全は友達感が強すぎて“ただ友”って呼ばれたりしています」といい、木全翔也は「正直、僕らも分からないことだらけです」と話した。
デビューしてからの2年間で変化した人を部門ごとに発表することに。まずパフォーマンス部門で挙がったのが金城。オーディション時の映像が流れると「恥ずかしい(笑)!」と赤面するが、映像を見て與那城奨が「ちょっとふてくされてたね(笑)」とツッコミ。「でもダンス未経験の状態からここまで踊れるようになったのはすごい」と、改めてその激変ぶりを称える。
ビジュアル部門からは、川西拓実が選出。12年間野球を続けてきた川西は「人生の半分以上が坊主頭だったから、そのギャップが効いているのかな」と分析する。千葉雄大も「でも坊主頭でも素材がいいから似合っていますね」と絶賛した。また、河野はデビュー当時よりも痩せていることを指摘され「就職活動中にオーディションを受けていたので、ストレスとかあったのかも」。さらに鶴房汐恩は、以前までは服装がダサいと言われていたが、千葉だけは「僕はいいと思いましたよ(笑)」とフォローしていた。
バラエティ部門に選ばれたのは大平祥生で「うれしいですね」。白岩が普段の大平について「日々バラエティの練習をしていて、真面目な姿勢が素晴らしいんです」と称えると、なぜか隣に座っていた佐藤景瑚とMC2人も参加して大喜利対決をする流れに。先手の佐藤が笑いをとると、その後各々で爆笑をかっさらっていった。そんな中、千葉がバラエティ番組に初出演した11年前の映像が流れ、さらに現場が盛り上がる。これを見た後、千葉は、JO1のメンバーに対して「生きているって恥ずかしいことをたくさんやるってことだからね(笑)!」と、重みのあるひと言を放った。
“金銭感覚”部門では河野が一番ケチであることが判明。これに対して河野が「僕から言わせてもらえば、メンバーのお金使いが荒いだけで僕は普通です」と弁解するも、豆原から「みんなでオンラインゲームをやろうって誘っても、メモリーカードの1,000円が払いたくないっていう理由でやらない」と暴露される。すると「ギガは買い足すものではないからダメ」と河野も譲らない。ただ、河野に追い討ちをかけるように、川西が「そういえばこの前、5,000円くらいのハンドソープを買っていましたよ!」と再び暴露。河野は「値段を見ていなかったので、それは俺もびっくりした(笑)」と事実を認めた。
話題はグループにとっての“BLOOD SONG”。挙がったのは、TRFの「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」で、JO1とのつながりについて聞かれる、佐藤が「以前『スッキリ』に出させていただいたときに、DJ KOOさんが僕たちを“激推しなグループ”として紹介してくださってすごくうれしかったです」と話す。さらに、川尻は「ダンス番組に出演をさせていただいたときにSAMさんと共演させていただき、僕らのダンスを褒めていただきました。すごくうれしかったです。今回は当時のオリジナルの振り付けに加え、僕らのならではのエッセンスをプラスして、全力で披露させていただきます!」と話した。
もう1つの“BLOOD SONG”は、「With Us」。白岩は「今年2枚目となるアルバムのリード曲です。JO1とJAMの皆さんの絆が深まるような楽曲になっています」、河野も「メンバー同士で肩を組んでの振り付けなど、これまでのグループとしての歩みを歌詞や踊りで表現しているので楽しみにしていてください」と意気込んだ。
ライブステージでは、カラフルな衣装をまとって、全員が元気よく「おはようございます!」とあいさつをした後「スマイルを届けよう!」「ハピネスを届けよう!」と言いながらスタンドイン。「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」では、複雑でスピーディーな振り付けにもかかわらず、リハーサルの段階から一糸乱れぬパフォーマンスを披露。「With Us」では対称的に、シックな衣装に身を包んでのパフォーマンスを見せた。