エイチームフィナジーは5月17日、「生命保険に関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月7日~10日、全国の18歳〜57歳の男女621名(X世代42〜57歳211名、Y世代26歳〜41歳200名、Z世代18歳〜25歳210名を対象にインターネットで行われた。

  • 現在、生命保険に加入していますか?

    現在、生命保険に加入していますか?

調査によると、「生命保険は必要だと思う」と回答した人の割合は、Z世代で72.4%、Y世代で75%、X世代で80.1%と全世代で7割を超える結果に。また、現在生命保険に加入している人の割合はZ世代で54.3%、Y世代で61.5%、X世代では72.0%と全世代で半数を超え、いずれも年代が上がるほど高い割合を示した。

現在、生命保険に加入している人に「生命保険の仕組みや内容を理解していますか?」と質問したところ、全世代で9割超が「理解している(よく+なんとなく)」と回答。興味深いことに、世代別に「よく理解している」と回答した人の割合をみると、一番若いZ世代(46.5%)が他世代に比べて最も多く、過半数に上ることがわかった。

  • 加入している生命保険の種類と保険料

    加入している生命保険の種類と保険料

次に、現在加入している生命保険の数について質問したところ、全世代で「1つ」が最も多く、保険の種類については、全世代で「医療保険」が最多。次いで、「終身保険」「がん保険」「個人年金保険」と続いた。

また、保険料に関しては、Z世代では「5,000円未満」(25.4%)が、Y世代では「5,000円以上10,000円未満」(26.8%)が、X世代では「10,000円以上20,000円未満」(32.9%)がそれぞれ最多となり、世代が上がるほど、支払い金額が多い傾向に。各世代とも、「20,000円未満」が約7割を占めた一方で、月に「50,000円以上」支払っている人が3〜5%程度いることが分かった。

  • 生命保険加入時に重視した点

    生命保険加入時に重視した点

次に、生命保険に加入する上で重視した点を教えてもらったところ、すべての世代で「負担金額の手ごろさ」「保障内容の分かりやすさ」「保障内容の充実度」が上位に。

生命保険に加入した方法については、デジタルネイティブのZ世代では「保険会社の公式サイトから資料請求・WEB上で申し込み」が1位、Y世代では「来店型ショップ(保険代理店)での申し込み」が1位、Z世代では「訪問型の保険代理店での申し込み」が1位だった。