アイドルグループ・Hey! Say! Jumpの中島裕翔と女優の吉川愛が共演するフジテレビ系ドラマ『純愛ディソナンス』(7月スタート、毎週木曜22:00~)に、筧美和子、眞島秀和、富田靖子、光石研が出演することが20日、発表された。

  • (左から)眞島秀和、富田靖子、光石研、筧美和子

中島演じる新任音楽教師・正樹と、吉川演じる生徒・冴との禁断の関係を描いていく“純愛×ドロドロ”の同ドラマ。

筧が演じる小坂由希乃は、正樹の大学の先輩でもあり前任の音楽教師。冴と慎太郎(高橋優斗)のクラスの副担任と映像研究部の顧問を務めていたが、正樹が赴任する直前に謎の失踪を遂げている。その失踪が、校内を大きく揺るがすことに…。

眞島は、桐谷高校の社会科教師で冴らの担任となる加賀美理を演じる。いつも職員室を和ませる温和な男で家族思いの良き父親。赴任したばかりの正樹にも優しく接してくれるが――ある秘密を抱えており、それが後に大きな問題となる。

富田が演じる和泉静は冴の母親。夫と離婚後は冴を1人で育ててきたが、女は男に幸せにしてもらうものと信じ込んでおり、娘にも同じ価値観を押しつけている。冴に対しては過剰な愛を持って接し、自立しようともがく冴のことを幾度となく邪魔をするやっかいな存在だ。

そして光石が演じるのは、第1部から登場し、5年後の舞台では正樹が勤める不動産会社・モノリスエステートの社長。「金を生まない人間は無能」と公言するくせ者で、家族すらも自分の従順な兵隊としてしか見ておらず金以外はまったく信用しない卑劣な男。金儲け意外に興味はなく、正樹も度々兵隊として“利用”されている。しかし、この人物の思惑や行動が物語に不穏な影響を与えていく…。

また、クランクイン間もない現場から、シーン写真を公開。冴のクラスメート・慎太郎、常松翔太(浦上晟周)、高田蓮(丈太郎)、染谷結奈(伊藤萌々香)らが、正樹と冴の純愛による“ディソナンス=不協和音”にどのように翻ろうされていくのか…。

追加キャストのコメントは、以下の通り。

■筧美和子
「すごくピュアで刺激的で、人間らしさの詰まった作品だと感じました。私が演じる小坂由希乃は生徒たちからすごく愛されていて、彼女自身も生徒たちへの愛情にあふれています。でも実は行き場のない寂しさを抱えていて…言い表せないくらい繊細で逞(たくま)しい人だと感じました。現場では些細(ささい)なことでも生徒のみんなからもらう感情にすごく救われています。物語のキーともなるこの役を演じられることは不安もありますが、すごく光栄です。しっかりと向き合い築いていけたらと思います」

■眞島秀和
「中島さんと吉川さんの爽やかでありながらミステリアスな雰囲気を感じながら、楽しく撮影に参加しております。オリジナル作品ということで、先々の展開がとても気になります。同僚の教師役として視聴者の皆様と一緒に盛り上げていきたいです。よろしくお願い致します」

■富田靖子
「すべての登場人物が闇を抱えている、この『純愛ディソナンス』。美しく、生々しく、時々笑ってしまう脚本にドキドキしています。さらに『ディソナンス』な作品になるよう、完全不協和音と美しい不協和音が奏でられるよう思考しています。撮影が始まって少し経ちますが、新田先生に、こんなに早く挑戦状をたたきつけられるとは…。『ディソナンス』返しをしなければ!刺激的な撮影です」

■光石研
「金と己だけを信じ、野心を振りかざす。自分自身、暦がめぐり、この様な役をいただけることに幸せを感じております。若き猛者をお相手に、自分がどこまでできるのか。チャレンジでもあります。今から、撮影現場が楽しみです!」

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