大人になってから気の合う友達を作るのって、難しいですよね。
耳が聴こえないミカヅキユミさん(@mikazuki_yumi)は、お子さんと買い物をしている時に出会った不思議なママさんと、ママ友になることに。
2人が出会ってから友達になるまでのエピソードを漫画にして投稿したところ、Twitterで大きな反響を呼んでいます。
ホームセンターで出会った不思議なママさんの話
(@mikazuki_yumiより引用)
耳の聴こえないユミさんに、ごく自然に接することのできるサヤさん。ユミさんに対するフォローも素晴らしいです。
読者からは、「すっっごく良い話……」「ええ話すぎる! 仕事前に見て涙が出てしまったわ」「ニヤニヤとホッコリさが…止まらんです…!!」「心があたたまり自然に涙がでました」「最高です」「いい話だ〜〜〜〜!!泣泣泣」と、胸も目頭も熱くなる人が続出。
二人の出会いについて、「前世の親友か!? って思ったらまさにそんな感じで縁て不思議」「こんな不思議な出会いってあるんですね」「大人になってから心許せる友達ってなかなか出来ないので、こういう縁がある方は羨ましいです」「大人になってからの友達になるのって、勇気が必要だと思うので、ステキなママですね」といったコメントが寄せられていました。
多くの感動の声が寄せられた今回の投稿。ツイ主のミカヅキユミさんにお話をうかがいました。
ツイ主さんに聞いてみた
―― サヤさんとは今もお友達として仲良くされていますか?
はい、コロナ禍で会う頻度は減りましたが、たまに連絡を取り合っています。
―― 今回のツイートに多くの反響が寄せられていますが、率直な感想を教えていただけますでしょうか。
けっこう「泣けました! 」という声が多くて、泣ける要素あったかな? と驚きました!(笑)「障害者としてではなく個人として【普通に関わって】くれた」という点を、拾って下さっている方もいて、大変うれしく思いました。
実は筆者も、身近に耳の聴こえない知人がいるのですが、例えば、自分の1メートル後ろで我が子が大泣きしていても、それに気付くことができないんですよね。傍から見れば「あのお母さん、買い物に夢中で子どもを放ったらかしにしてる」「子どもがかわいそう」と見えてしまう……。彼女に向けられる冷ややかな視線を、何度も目にしたことがあります。
ユミさんがおっしゃる通り、特別に扱ってほしいわけではないんですよね。ただ、耳が聴こえないのも事実。必要なのは、耳が聴こえない人への少しの理解と、そして“普通”に接してほしいということ。この投稿を通して、そんな思いが多くの人に広まってくれることを願っています。
【再掲】ホームセンターで出会った不思議なママさんの話(1/2)#コミックエッセイ #エッセイ漫画 #聴覚障害 #育児 pic.twitter.com/cpkonEsgZz
— ミカヅキユミ (@mikazuki_yumi) May 12, 2022