Acerは、新製品発表会イベント「Next@Acer」を開催し、14型2.8K有機ELディスプレイ搭載モバイルノートPC新モデル「Swift 3 OLED」を発表した。
最大の特徴となるのが、表示解像度2,880×1,800ドット、アスペクト比16:10の14型有機ELディスプレイを搭載している点だ。有機ELパネルらしく、100万:1という優れたコントラスト比を備えるだけでなく、DCI-P3カバー率100%の広色域表示、DisplayHDR True Black 500対応のHDR表示をサポートするなど、優れた表示品質を誇る。
また、リフレッシュレートは最大90Hz、応答速度は0.2ms以下となっており、映像コンテンツやゲーム映像なども非常にスムーズに表示できる。加えてTÜV RHEINLANDの「Eyesafe Display Certification」を取得しており、目に優しい表示が可能な点も特徴だ。4辺狭額ベゼル仕様で、ディスプレイ占有率は92%に達している。
CPUには第12世代Coreプロセッサの中でも45WのHシリーズを採用し、最上位モデルではCore i7を搭載する。Intel Evo Platformに準拠しており、優れた応答性やバッテリー寿命、急速充電、高速起動などを実現。CPUのパフォーマンスを最大限引き出せるよう、2本のヒートパイプと大型の空冷ファンを組み合わせるとともに、キーボード面からも吸気できる設計で、優れた冷却性能も備えている。
この他の仕様は、メモリに最大16GBのLPDDR5、内蔵ストレージに最大1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載。無線LANはWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)準拠のIntel Killer WiFi 6E AC1675iを採用。生体認証機能は、指紋認証センサー一体型電源ボタンを搭載。外部ポートとしては、Thunderbolt 4/USB 4準拠のUSB Type-Cや、HDMI 2.1などが用意される。サイズはW312.9×H18.75×D214mm、重量は1.4kg。