H&Companyは5月18日、「電気設備業界の求人」に関する調査結果を発表した。調査は2021年度に、求人サイト『工事士.com』を利用した全国の電気工事会社828社を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず、厚生労働省の発表している「一般職業紹介状況」によると、職業計の有効求人倍率は「コロナ禍前の2020年1月」(1.4倍)、「2022年3月」(1.1倍)だった。
しかし、「2022年3月電気工事の職業の有効求人倍率推移」を見ると、「電気工事の職業」(3.2倍)となり、電気工事の職業が職業計と比較して「2.1ポイント高い」結果となっている。
また、「2021年度の資格不問求人の割合(左)と、そのうち資格取得支援求人の割合(右)」を見たところ、「資格不問求人の割合」(77.1%)、そのうち「資格取得支援制度を設けている求人の割合」(75.5%)だった。
同社は「資格を持たない業界未経験者を積極的に受け入れ、入社後に育てる企業が大多数です。コロナ禍により、全業種としては就職難が続いている傾向にある中で、電気設備業界は未経験者でも入職しやすいと言えます」とコメントする。