フォースタートアップスは、5月9日時点での「国内スタートアップ評価額ランキング」を5月17日に発表した。
国内スタートアップ評価額ランキングの結果、機械学習・深層学習などの最先端技術の実用化を手掛ける「Preferred Networks」(評価額3,549億円)がダントツの1位に。
以下、2位「GVE」(2,245億円)、3位「スマートニュース」(1,981億円)、4位「SmartHR」(1,731億円)、5位「TRIPLE-1」(1,641億円)、6位「Spiber」(1,352億円)、7位「TBM」(1,336億円)、8位「クリーンプラネット」(1,299億円)、9位「Mobility Technologies」(1,244億円)、10位「アストロスケールホールディングス」(1,130億円)と続き、ランキング自体は先月とほぼ変化はなかった。
だが、スペースデブリ(宇宙ごみ、デブリ)除去サービスの開発に取り組む「アストロスケールホールディングス」の評価額が69億円上昇。同社は米ドルでの調達をしており、先月の評価額算出時点から円安が進んだことによるものとみられる。
なお、19位の「Looop」は、2021年11月10日に登記された登記簿の更新確認が遅れたため、反映が遅れて掲載となっている。
ランクイン企業の累計資金調達額においても、先月からの変更はみられず、累計資金調達額100億円を超える企業は13社。その中でも8社の累計資金調達額が200億円を超える結果に。また先月同様、評価額が1,000億円を超えるスタートアップ11社の中では、うち半分以上の7社が100億円以上を調達していることがわかった。