ライボは5月16日、「2022年 職場の上司に関する調査」の結果を発表した。調査は4月20日~26日、全国20~59歳の社会人男女467名を対象にインターネットで行われた。

  • 苦手な上司

    苦手な上司

調査によると、職場に「苦手な上司がいる」という社会人は60.4%。苦手とする上司は、「異性」(17.7%)よりも「同性」(32.3%)、「年下」(23.0%)よりも「年上」(32.2%)となり、全体的に最も苦手とする上司は「同性で年上」であることがわかった。

  • 苦手な理由と対処法の有無

    苦手な理由と対処法の有無

苦手な理由については、「高圧的で偉そう」がダントツに多く50.4%。次いで「責任転嫁してくる」(24.1%)、「明らかに能力がない」(23.4%)と続いた。

また、苦手な上司への対処法の有無について聞くと、59.2%が「ある」と回答。さらに、自分が上司になった時に真似をしたくない言動を教えてもらったところ、「説明や指示がわかりづらい」(50.0%)、「ハラスメンがひどい」(42.2%)、「指示がコロコロ変化する」(42.2%)が上位にあがった。

  • 期待することと憧れの上司像

    期待することと憧れの上司像

次に、上司への期待の有無について問うと、51.4%が「期待していることがある」と回答。憧れる上司像については、「周りをよく見、人の立場に立って物事を考えられる」(59.9%)、「決断力がある」(48.2%)、「リーダーシップがある」(47.9%)が上位に。

年代別にみると、20代〜40代まで、1位は「周りをよく見、人の立場に立って物事を考えられる」だったが、20代の2位は「面倒見がいい・部下の育成に懸命に取り組んでいる」、30代・40代の2位は「決断力がある」という結果に。また、50代になると「リーダーシップがある」がトップに。60代では、1位「感情的に話さない」、2位「適切で平等な評価をする」、3位「立場関係なく意見を聞く姿勢がある」と、いずれも他年代の上位にはない項目が並んだ。