これから訪れる初夏。暑くなる毎日に欠かせないメニューが「そうめん」です。細くて冷たいツルツルの麺を食べると、「今年もこの季節がきたな~」と思いますよね。調理の工程も麺を茹でるだけなので、とても簡単。ズボラ主婦でもある筆者はお助けメニューとして重宝しています。しかし、難点がひとつ。麺を茹でる工程に「暑いな…」とつぶやいたことが何度となくあるのです。

暑いからそうめんを食べたいのに、作る時に暑いなと…、そんな矛盾を解決できる、「調理中も全く暑くならないそうめんの茹で方」にチャレンジしてみました!

今回は実験的に、「電子レンジで作る方法」と「お鍋で作る方法」の調理時間と味を比較することにしました!!

電子レンジでチンするだけの簡単調理!

準備したのは耐熱ボウルと計量カップ、水700ml、そしてそうめん200gです(筆者の使ったそうめんは、一束50gだったので4本使います)。

まず、そうめん200gに対して耐熱ボウルに水700mlを入れます。

  • 調理時間を正確に計るため、用意の時点から計測。ゆえに、この段階で1分14秒経過

    お水を入れる前からスタートしているので、この時点で1分14秒経過

次に、水の入った耐熱ボウルをラップなしで、600wの電子レンジで9分間温めます。

  • ラップをせずに600wのレンジで9分温める

まず、この9分間がフリーすぎて感動しました。

火の心配をする必要がないので、子どもたちに呼ばれても安心してキッチンを離れることができましたし、他の食材を準備したりする時間にもあてられました。

9分後、一度ボウルを取り出します。

ボウルが熱くなっているので、やけどに気をつけて取り出してください。

そうめんを入れて、菜箸で混ぜながら全体がお湯に沈むようにします。

そうしたら、もう一度電子レンジに戻します。

そうめんによって記載の茹で時間が違うと思いますが、記載されている茹で時間に加えて2分間温めるといいそうです。

筆者の使ったそうめんの茹で時間は2分だったので、4分間温めました。電子レンジをのぞくと、グツグツしているのが見えました。

あとはお鍋で茹でた時と同じです。流水で冷やしたら完成です。

見た目も触り心地も、お鍋で茹でた時と全く変わりません。初めてのことで、少し時間がかかってしまったように思いますが、調理には20分ほどかかりました。

「お鍋で茹でる方法」はというと……

まず、ここから憂鬱です。大きなお鍋でお湯が沸くのを待つ時間。

沸騰するまでの時間は7分ほどでしたが、火を使っているのでコンロから目を離せないストレスがありますよね。

麺を茹でる時も、菜箸で麺を混ぜたり、ふきこぼれに気をつけて火加減を調整したりして忙しいです。しかも暑い。

しかし、茹で時間は2分間なので、流水の工程が終わるまでトータルで12分間ほど。普段の慣れた作業なので、電子レンジで作るよりも8分ほど早く作ることができました。

気になる味に、差はあるのか!?

子どもたちと夫に食べてもらいましたが、3人とも声を揃えて「どちらが電子レンジで作ったかなんて分からないよ! どちらもいつも食べている味で美味しいよ!!」と言うのです。

筆者も味見をしましたが、同感でした。どちらが電子レンジで茹でたか全く分からないのです。茹で具合、麺の硬さ、どの点においても違いが分からないほどでした。

「電子レンジで茹でる方法」に挑戦してみた感想

正直なところ味には大差ありません。あとは、調理時間の短縮を取るか、調理工程の簡単さを取るか、この2点を好みの方法を選べれば良いなと思いました。

お鍋で茹でると、火を使うので暑いだけでなく、お鍋から目を離せませんでしたが、電子レンジで茹でると、暑さもなく、温めの時間はフリータイムになるのが良いなと感じました。フリータイムには、お子さんの遊びに付き合う、洗濯を畳むなどの他の家事をする、ぼーっとするなど、なんでもありです。

お鍋を洗う手間もありませんし、そうめんを茹でるのに手間をかけたくない! と思う方は、電子レンジで茹でる方法も試してみてはいかがでしょうか?

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