7人組アーティスト・7ORDER(安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央)の冠番組『セブオダ REBOOOOOOORN! 7ORDER 進化計画』(全4回隔週配信)が、Huluにて独占配信されている。
4月29日に配信された第1回では、かもめんたる・岩崎う大によるガチの演技オーディションが行われ、5月13日から配信された第2回ではNGを出したら最初からやり直しとなる「チャレンジ・ワンカットドラマ」に挑戦することに。またこれから配信される第3回(5月27日0:00〜)、第4回(6月10日0:00〜)では、「バカッコイイ技で完成させろ!『チャレンジ・ミュージックビデオ』企画」を行い、メンバーそれぞれが考案した“バカッコイイ技”を盛り込み、制限時間内のミュージックビデオ完成を目指していく。
今回は、同番組の配信に際して諸星翔希、森田美勇人、長妻怜央の3人にインタビュー。「バラエティというよりもドキュメンタリー」とメンバーも驚いたという撮影の裏側や見どころについて話を聞いた。
■雰囲気がどんどんガチに
――番組ではかなり追い詰められていたと思いますが、「Huluさんの洗礼を受けた」といったところはありましたか?
森田:全部が洗礼でした! 普通のオーディションではさすがにセリフがあったりするけど、今回は「好きにやって」という形だったので……。
長妻:自由演技はヤバいですよ。
諸星:最初はバラエティと聞いてたので、メンバーが7人いるから「7通りの攻め方があるよね」という話もしていたんです。1人はガチで、1人はシュールで、1人はめちゃくちゃボケて……とか言っていたのに、収録始まった瞬間にう大さんが「ふざけないでね」と言うから……ふざけちゃ、ダメなの!? って。
長妻:怖かったよね。
森田:初対面だし、ポーカーフェイスだからフリなのかもわからなくて(笑)。正直まったく作戦も練られなかったけど、そういう時にさなぴー(真田)が1番に切り込んでくれるから、心強かったです。
長妻:さなぴーは面白かったなあ。
森田:すごくいい設定で入ってきたよね。
諸星:第1回目の配信のオーディションで見せた感じが、第2回目に配信されるワンカットドラマの役にもハマってた。
――もはや、本当にオーディションで役を掴んだみたいな感覚になっていたのでしょうか?
諸星:途中からみんなの雰囲気が変わってくるんですよ。どんどんガチになってきて……。
森田:スタッフさんも初めましてな環境で、2~30人が前にいて、1分間自由演技って、今戻ってもやりたくないです(笑)。ただ、本当に意外とみんなハマってたよね。
諸星:さなぴーがセリフで「俺、霊感あるんだよ」と言ってたけど、本人もよく「俺、霊感あるんだよ」と言ってる。
森田:ながつ(長妻)もオーディションで泣いて見せて、役でも泣きの芝居をやって。
諸星:ながつと美勇人の関係性とかの設定もすごくハマってたし、謙ちゃん(安井)もなんか外資系っぽいし。
長妻:僕と安井くんは容疑者役で、それぞれ台本に「容疑者1」「容疑者2」と書いてあったんですよ。「2人で組んだのかな?」と思ったら全然そういう展開じゃなくて、最後まで「どういうことなんだ?」と思ってたんです。そしたら、「容疑者」って犯人じゃなくて、犯人と疑われてる人のことだったんですよね。勘違いしてたから、そこだけが演じながらもずっと謎でした。
森田:そこに引っ掛かってたんだ(笑)
――今回「容疑者」という言葉も覚えられてよかったですね。ちなみに皆さんは自身のオーディションの思い出などはありますか?
森田:オーディションで受かった経験があんまりなくて、自信を持って行ったことないかも……。
諸星:あるじゃん、ダンス!
森田:それは唯一あった! コロナ禍になる前に、シャネルの香水のCMダンサーを起用するというオーディションがあって受けました。見学可能だったので、この2人がついて来てくれたんです。
諸星:受かった時用にメイキング動画を回して(笑)
森田:モロ(諸星)が「おはようございまーす」とか言って始まって、神社に願をかけに行ったり。それで会場に行ったら、いきなり「何色のチュチュがいい?」と聞かれて驚いたんだけど、基本的には女性ダンサーのオーディションだったんです。何も知らなくて、でも性別関係なく参加はさせてもらって、最終審査までは進んで!
諸星:ガチで受かっちゃうんじゃないかと思った。
森田:受かったらパリに行って、CMの撮影して帰ってくるみたいな感じだったんですけど……。
諸星:落ちて、新宿で飲みました(笑)
長妻:動画残ってるよ! 待ってる時間が暇すぎて、俺ともろっしー(諸星)がヒゲを抜き合ってる動画(笑)
全員:(笑)
■究極な状態でチャレンジ
――素敵なオーディションの思い出ですね。改めて今回の配信番組について思ったことや、「こんな風に盛り上がってもらいたい」ということはありますか?
森田:第3回、第4回も撮り終えたんですけど、それもすごくチャレンジで、今まで1番過酷かもしれない。ドキドキ感は今回のHuluさんのバラエティが1番です。
長妻:めちゃくちゃ攻めてますよ! ここまで追い込まれるという経験もなかなかないので。
諸星:追い込まれてるんですよ! 追い込まれるし、やることの難易度も高いので、撮影時間が長引くんです。途中みんな疲れてくるんですけど、カメラマンさんとか見るとめっちゃ楽しんでるんですよ!(笑)
長妻:逆に、それに助けられるところもあった。
森田:やってることがすごくチャレンジングなので、純粋にワクワクしてもらえるんじゃないかな。僕自身、たとえば他の人が同じことをやってるのを見ても「すごいなあ」と思うだろうし、喜んでもらえたらいいなと思います。
長妻:7人を見てて面白いなって思うし、つい笑っちゃう。僕は7ORDERのファンの1人だし、ファンクラブも自腹で入ってますから! 色んな方に見ていただける機会をHuluさんにいただいているんで、ぜひ僕らを知らない方にも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。
諸星:ガチで究極な状態でチャレンジしてるんで、細かいところの荒さも何も気にしてないんです。言ってることも、よくよく聞いていただいたら「何!?」みたいなことがめちゃくちゃあるので、そこをつっこんで笑ってほしいですね。
■7ORDER
安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人組アーティスト。2019年に結成され、2020年3月にインディーズシングル「Sabaoflower」を発売、2021年1月に日本コロムビアからアルバム『ONE』でメジャーデビューを果たす。現在2ndアルバム『Re:ally?』、2ndシングル「レスポール」が発売中。7ORDER 3周年感謝祭「燦参七拍子」(5月21日~22日 幕張メッセ イベントホール)の開催、8万5千人を動員した全国ツアーのDVD・Blu-ray『”Date with......."7ORDER LIVE TOUR 2021-2022』発売(6月29日)も控える。