キヤノンは5月17日、RFマウントの超望遠レンズ「RF800mm F5.6 L IS USM」「RF1200mm F8 L IS USM」を5月26日に発売すると発表しました。2022年2月24日に発表した交換レンズで、これまで5月下旬発売とされていましたが、正式に発表日がアナウンスされた形です。
実売価格は、RF800mm F5.6 L IS USMが226万6000円、RF1200mm F8 L IS USMが266万2000円。ともに受注生産品ではなく、一般的なカタログモデルとしてカメラ量販店などの店頭で販売します。
両レンズは、すでに販売中の超望遠レンズ「RF400mm F2.8 L IS USM」「EF600mm F4L IS III USM」の光学系をそのまま受け継ぎつつ、後部に焦点距離を2倍に高める専用の拡大光学系を追加する設計が特徴。もともと小型軽量に作られていた交換レンズをベースにしているのでコンパクトな仕上がりにでき、さらに既存レンズと同じ部品が共用できることで、大幅な低価格化が図れたわけです。
また、どちらも「エクステンダー RF1.4x」「エクステンダー RF2x」に対応し、最大2400mm相当の超望遠撮影にも対応します。