CureAppは、「高血圧治療や生活習慣に関する実態調査」を行い、その結果を5月11日に公開した。同調査は5月17日の世界高血圧デーに先駆け、健康診断や医療機関での診察で血圧が高いことを指摘されたことがあり、治療のため通院したことがない全国の30代~60代の男女821人を対象に、4月12日~15日の期間、インターネットにて行われた。

  • 高血圧治療や生活習慣に関する実態調査

    血圧が高いと認識していても医療機関へ行っていない理由

血圧が高いと認識していても医療機関へ行っていない理由を聞いたところ、「それほど重篤な疾患・症状ではないから」が50.4%が最も多く、次いで「生活習慣の改善(食事・運動)をして対応できるから(32.6%)」「自覚症状がないから(29.5%)」という結果だった。

  • 高血圧治療や生活習慣に関する実態調査

    生活習慣病や高血圧症に関しての知識について

また、生活習慣病や高血圧症に関しての知識について聞いたところ、「生活習慣病は、食事、運動不足、飲酒、喫煙、不規則な生活など、生活習慣が要因となる(69.9%)」「高血圧を放置すると命に関わる病気を引き起こす(69.2%)」が上位を占める結果に。その他の項目も半数以上の人が知っていると回答した。

  • 高血圧治療や生活習慣に関する実態調査

    自力で生活習慣を改善することについて

さらに、自力で生活習慣を改善することについて質問したところ、「非常に難しい」「難しい」と回答した人は合わせて50.7%となった。理由としては、「継続が難しい・ずっと続けることができない(55.5%)」が最も多かったという。