TBSの日比麻音子アナウンサーが17日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』製作発表でMCを務めた。
TBS開局70周年記念として上演される同舞台。お笑いコンビ・バナナマン(設楽統、日村勇紀)と4人のTBSアナウンサー(江藤愛、日比麻音子、宇賀神メグ、田村真子)が応援大使を務め、番組などを通して『ハリー・ポッター』の世界観と舞台の魅力を伝えていく。
この日の製作発表でMCを務めた日比アナは、ローブとマフラーをまとったコスプレ姿を披露。主人公ハリー・ポッターを演じる藤原竜也、石丸幹二、向井理らの様子を見て、「皆さんがご挨拶されている様子を見るだけでもチームワークの強さを感じました。東京から発信する舞台、とても楽しみにしています」と笑顔で話した。
また、主演の3人が「インターナショナルチームが理想とするハリー・ポッターを完成させるためにもうひと踏ん張り頑張っていけたら」(藤原)、「きっとこれは日本で開幕したら大ブームになるんじゃないかなと。会場に入ってからショーが終わるまで魔法の世界に飛び込める。私たちもそれが表現できるように精一杯頑張っていきたい」(石丸)、「魔法の世界観だけでなく1人の人間として受け取ってもらえることがたくさんあると思っています。何度も足を運んで細かい部分まで生で体験していただきたい」(向井)などと意気込みや魅力を語ると、日比アナは「ますます舞台が待ちきれなくなりました」と目を輝かせていた。
本作は、ハリー・ポッターシリーズの原作者であるJ.K.ローリング自ら原案を練り上げ、「家族、愛、喪失」をテーマにハリー・ポッターの19年後の新たなストーリーを舞台化した作品。ハリー・ポッターの世界観を忠実に再現した舞台空間や衣裳、目の前で飛び交う魔法の数々、心躍る音楽など劇場で体感するすべてが、観客を魔法の世界へ誘う。ローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞を含む60以上の演劇賞を受賞した本作は、世界では7都市目、アジアとしては初上演となる。
製作発表には、ハーマイオニー・グレンジャー役の中別府葵、早霧せいな、ロン・ウィーズリー役のエハラマサヒロ、竪山隼太、アルバス・ポッター役の藤田悠、福山康平、スコーピウス・マルフォイ役の門田宗大、斉藤莉生、マクゴナガル校長役の榊原郁恵、高橋ひとみも参加。TBSテレビ代表取締役社長の佐々木卓氏、ホリプロ代表取締役社長の堀義貴氏、演出補のコナー・ウィルソンも登壇した。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、7月8日に東京・TBS赤坂ACTにて開幕する(プレビュー公演は6月16日~7月7日)。