auは5月18日15時より、FCNT製5Gスマートフォン「arrows We FCG01」をAndroid 12に更新するOSアップデートの配信を開始する。
アップデートファイルのサイズは約0.7GBで、更新時間は約15分。更新後のソフトウェアバージョンはビルド番号「V13RK39E」となり、Androidセキュリティパッチレベルは2022年3月1日となる。また、Android 12による機能・操作性の向上に加えて、1.7GHz帯を利用した5Gサービスへの対応も行われる。
Android 12への更新に伴う主な機能追加・変更内容/削除項目は下記のとおり。
アプリ管理
特別なアプリアクセス
「アプリ」→「特別なアプリアクセス」に「メディア管理アプリ」の設定が追加され、アプリごとにメディア管理の権限設定が行えるようになる。
また、同じく「特別なアプリアクセス」に「アラームとリマインダー」項目が追加され(画面内1)、各アプリでアラームやリマインダーが通知できるようになる。また、アラームやリマインダーを通知する権限を各アプリへ付与したり削除したりできるようになる(画面内2)。
個別アプリ情報
「アプリ」→「すべてのアプリ」から確認できる個別アプリ情報に「権限を削除して空き容量を増やす」の設定が追加される。なお、2カ月以上使用していないアプリの権限設定はリセットされ、通知が止まる。さらにストレージ容量を空けるため、アプリの一時ファイルも消去される。
ユーザー補助
「ユーザー補助」下のメニュー構成が大きく変更される。詳細な設定は内容に応じて「タイミングの管理」(画面内1)および「システム操作」(画面内2)下に移動される。
音声関連の項目は「音声の調整」下に移動される。
ユーザー補助の設定項目として、設定値よりも暗く画面を表示する「さらに輝度を下げる」(画面内1)、テキストを太字にする「テキストを太字にする」(画面内2)の設定が追加される。
「全般」という見出し(画面内1)と「ユーザー補助機能のショートカット」項目(画面内2)が追加される。
通話設定
「通話設定」から「通話アカウント」の設定項目が削除される。
上記以外の更新点については、auのWebサイトにPDFで公開されている。