アイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子が連ドラ初主演する東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕の大好きな妻!』(6月4日スタート、毎週土曜23:40~)の共演者が発表された。
このドラマは、アパレルショップの派遣販売員・北山知花(百田)が、漫画家アシスタントの悟と新婚生活を始める中、日常に違和感を覚え、発達障害の検査を受ける。おしゃべり好きで悟との何気ない会話が何よりも大好き。検査結果を受け、自分の特性と向き合おうと前向きに歩き始めるが…。
漫画家アシスタントである知花の夫・悟役を演じるのは、落合モトキ。悟の師匠であるベテラン漫画家役で小倉久寛、チーフアシスタント役で徳重聡、アシスタント役で結城モエと古川毅、アパレルショップ店長役で雛形あきこ、知花の主治医役で中田喜子が出演する。
共演者のコメントは、以下の通り。
■落合モトキ
本を読み終わった後思ったことは、率直に知花の隣に立つ悟は、最高に逞しくて私の憧れだなーと。夫婦生活を撮影していく中で、知花のパワフルな行動に押しつぶされることのないよう悟を力強く演じ、観ている方々に"悟くん成長してる"と感じて頂けたら幸いです。毎週土曜日の夜、オンリーワンの夫婦をみなさんにお届け出来ればと思っています。
■徳重聡
どんな人でも必ず不得意な事があるけれど、その不得意は他の誰かの得意な事だったりする。そうやって上手に組み合っていけばうまく行くんだろうな。と思ったりするけれど、それはやはり絵空事なんだろう。と私は思っていました。しかし、それって出来るかもしれないねって、思わせてくれる、そんな素敵なドラマです。是非ご覧下さい!
■結城モエ
ゆみは、一つのことを考えすぎると周りが見えなくなってしまう性格ですが、素直で感情がそのまま出てしまう人間っぽさがあり、演じていてとても楽しいです。後輩である河口との掛け合いや、萬坊先生への容赦ないツッコミも見どころです。漫画工房の和気藹々としたシーンもお楽しみ頂き、歴史上2番目に好きな坂本龍馬の真相も、探って頂ければと思っています!!
■古川毅
人を想い、人と生きるという、簡単ではない当たり前。それらの尊さや美しさを、悟と知花からは勿論、漫画工房メンバー含めた沢山のキャラクターから感じて頂けると思います。視聴者の皆さんの何気ない日常に、少しでも伝えたいメッセージが届いてくれる事、そして河口が、皆さんにとっての" ザ・愛すべき後輩 " になってくれる事、願ってます。是非、お楽しみに!
■雛形あきこ
知花が夫婦や家族がいない場所で、人と関わりどう変わるのか。そして、私含めまわりの人達がどう変化して行くのか楽しみにしてほしいです。このお話に関わって、人との繋がりや関わり方を改めて考えさせられました。今隣にいる大切な人が笑顔になれるよう話ながら、幸せな時間を過ごして行きたいと思います。
■中田喜子
私が演じる宮野森先生は、外科医から発達障害の専門医になっています。台本を読み進むにつれ温かな涙が溢れてきました。それは、登場人物一人一人の優しさに心打たれたからだと思います。知花さん夫婦に対処法を伝えていますが、台詞には「相手を知ることは大切よ。それは発達障害の特性があってもなくても大事だけど」と書かれています。視聴者の皆様にも、人と人とが向き合うことの大切さを伝えられるよう演じたいと思います。
■小倉久寛
萬坊先生は、一見いい加減そうです。でも実は、仕事はできるし、悟をはじめ仕事場のみんなを優しく時にはきびしく助言をしたりします。知花の事も親身になって考えます。一見いい加減、実は仕事もできて真面目。僕の思うところの、そういう風になりたいと思う理想のおじさん像です。いい加減なおじさん萬坊先生、真面目にやらせていただきました。
主題歌は、ももいろクローバーZの最新アルバム『祝典』(17日発売)から「なんとなく最低な日々」に決定。番組プロデューサーは「このドラマは発達障害というテーマを扱っていますが、物語全体に張っているのはすべての人に通じる日常の『生きづらさ』です。この曲を聞いた時に、自分自身、何となく日々感じている『生きづらさ』を肯定してくれた気が致しました。毎日が最高な日なんてことはなく、良くない1日でもそれを受け入れて生きていけばいいんだと。この曲であれば登場人物たちだけでなく、見ている人全員を包み込んでくれると思い、主題歌として選ばせて頂きました。このドラマが特別な世界の物語ではなく、我々が生きている平凡な日常と地続きの『普通』の物語であることを、曲を通して視聴者の方に感じて頂けたら幸いです」と話している。