笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、15日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)に出演し、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが11日に亡くなったことについてコメントした。
松本は「深い付き合いというわけではないんですけど」と切り出し、「長い付き合いだったので。僕らが20歳ぐらいで、竜ちゃんが22、3歳ぐらいかな。この局で『ひょうきん予備校』という番組があって、レギュラーのときが一緒かな。そこからほぼ40年近く要所要所でうちの番組来て盛り上げてくれて」とこれまでの共演を回顧。「そうですね……うーん……ちょっとごめんなさい」と涙をこらえ、司会の東野幸治に「ちょっと(隣の)岩井(勇気)に振ってくれる?」とゆだねながら「ごめんね」と声を詰まらせた。
その後、落ち着きを取り戻した松本は、「分からないですよ。理由は1つじゃないんでしょうけど」と前置きし、「たぶん、やっぱりあのダチョウ倶楽部の芸というか笑いが今すごくテレビではやりづらくなっていて。痛みを伴う笑いがダメと言われてしまうと、熱湯風呂とか熱々おでんとかできないじゃないですか」と推測。「僕はあの芸が有害なんてちっとも思わない」と私見を述べ、「それだけが理由とは思わないですけど、BPOさん。どうお考えですかねってちょっと思いますね」と投げかけた。
「僕、(上島さんの)連絡先知らないんですけど、もし今も芸人で(悩みを)抱えている人がいたら、間接的にでも連絡ほしいよね。俺に何ができるか分からんけど」と芸人仲間に思いを寄せる松本。「やっぱりナイーブな男ですからね」と在りし日の上島さんを思い浮かべ、「そんな人が一人でハマりこんじゃうと、抜け出せなくなってしまったのかなと思うんですけどね」と話していた。
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