「ジャパントラックショー2022」(パシフィコ横浜で5月14日まで)の会場でボルボトラックのカスタムカーを発見した。手掛けたのはヨシノ自動車の「ファストエレファント」。カッコいいトラックを作る理由は、物流業界のドライバー不足を救うため? デコトラとは方向性の違うトラックカスタムの奥深さを見た。
若手ドライバー獲得の武器に?
ヨシノ自動車(神奈川県)はボルボトラックの正規代理店。「ファスト・エレファント」の名でカスタムラインを展開しており、ジャパントラックショー2022ではボルボ「FH」をベースとする実車を見ることができた。ブースのスタッフさんに話を聞いてみると、カッコいいトラックを作っている背景には物流業界のドライバー不足(特に若者)があるとのこと。「こんなトラックに乗れるのであれば、ドライバーをやってみようかな」と思ってもらえれば、物流業界を盛り上げることにもつながる、との狙いもあるそうだ。