北海道大学の小林快次教授らの研究グループにより、5月10日、北海道中川町で発見された恐竜の化石が、テリジノサウルス科の新種であることがわかり、ネット上でも話題となっている。
新種の恐竜の学名は、「パラリテリジノサウルス・ジャポニクス」であり、日本の海岸に棲むテリジノサウルスを意味するとのこと。草食恐竜で、推定体長は2~3メートル。熊手のように、大きな爪で枝をたぐり寄せて、木の実などを採取していたとみられる。体毛があり、色鮮やかな見た目の復元図は、男心をくすぐるものがある。
同化石は、地元の化石愛好家が2000年に発見したもので、白亜紀後期にあたる約8300万年前の地層から見つかった。当初、テリジノサウルス科よりも広いグループであるマニラプトル類に分類されていた。しかし世界中のテリジノサウルス科の標本が増加し情報が増えたことで、2015年から同化石の再研究が行われ、今回、テリジノサウルス科の新種であると判明したという。
ネット上では「元々テリジノ好きだったけど、パラリテリジノサウルス・ジャポニクスめちゃめちゃかわいい!!好き!!!!」「めちゃファンタジーな見た目。」「\新種!/」「パラリテリジノサウルス・ジャポニクスって夢があるね」との声が寄せられた。