JR東海は、奈良にスポットを当てた観光キャンペーン「いざいざ奈良」の一環として、中川政七商店とのコラボプランや唐招提寺・東大寺を巡る特別プランなどの旅行商品を発売すると発表した。
一例として、6月5・12日は春日大社境内での「鹿寄せ」や中川政七商店「茶論」での朝抹茶など体験するツアー「鹿寄せと中川政七商店 茶論で学ぶ、抹茶のおもてなし」、鹿寄せ体験後に8皿の朝定食をいただくツアー「鹿寄せと『きつね』の特別な一日の朝ごはん」を催行する。旅行代金はどちらも1人4,000円。
6月18・25日には、特別参拝プラン「唐招提寺御影堂×東大寺 戒壇堂と大仏殿」を催行。案内付きで御影堂に入堂し、東山魁夷の障壁画と国宝「鑑真和上坐像厨子」開扉を拝観できる。続いてバスで移動し、保存修理・耐震化工事中の東大寺戒壇堂と大仏殿を特別参拝する。特別御朱印・記念品・図録付きで、旅行代金は1人1万2,000円。
奈良の人気かき氷店「ほうせき箱」の席を確約し、好きなかき氷1杯を食べられるプランも用意。旅行代金は1人1,400円で、実施期間は9月30日まで。いずれの旅行商品も、東海道・山陽新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」利用者向けサイト「EX 旅のコンテンツポータル」で販売する。
その他、選べる体験付きの旅行商品「ずらし旅」でも、東大寺や奈良の魅力を楽しめるコンテンツを用意する。普段立ち入れない東大寺北参籠所で講話と写経を体験する「いざいざ奈良 東大寺で“ととのう”お写経体験」は、5月27日と6月4・11日に開催。大仏殿拝観と、国宝「塑造四天王立像」を特別公開している東大寺ミュージアム入館をセットにした体験も9月30日まで実施している。