ワークポートは、「ビジネスパーソンの給料と資産形成に関するアンケート調査」の結果を5月12日に発表した。調査は4月7日~14日、同社を利用している20~40代の現役ビジネスパーソン262名を対象にインターネットで行われた。
現在の勤務先(離職中の人は直近の勤務先)の給料に満足しているか聞いたところ、60.3%の人が「満足していない(まったく+あまり)」と回答。現職での給料アップにどれぐらい期待できそうか聞くと、77.4%もの人が「期待できない(まったく+あまり)」と回答した。
また、コロナ禍以降、給料に変化があったか教えてもらったところ、58.8%が「変わらない」と回答。「下がった」と回答した28.2%の人を合わせると、87.0%もの人の給料が上がっていないことがわかった。
次に、現金、預貯金以外の金融資産の保有状況について尋ねたところ、「保有している」が60.7%と、預貯金だけでは満足のいく資産形成が難しい中、半数以上の人が投資や現金以外の資産を保有するなどの行動を起こしていることが判明。
保有している金融資産については、「生命保険(掛け捨て以外)」(56.0%)、「投資信託」(50.3%)、「株式」(46.5%)が上位に。一方、仮想通貨などの暗号資産の保有者は少数派となった。