パイオニアは5月12日、カロッツェリアブランドの2カメラタイプドライブレコーダー「VREC-DZ800DC」を発表した。6月に発売予定で、価格はオープン。店頭予想価格は34,000円前後の見込み。
「VREC-DZ800DC」は、夜間の撮影に適したSTARVIS技術搭載ソニー製CMOSセンサー採用により、暗闇でも細部まで鮮明に録画できる「ナイトサイト」に対応したドライブレコーダー。
フロントカメラ/リアカメラともに約200万画素のフルHDカメラを採用し、衝撃を検知した際にはナンバープレートの文字や周囲の状況をクリアな映像で記録するという。急激な明るさの変化による白つぶれや黒つぶれを補正する「WDR機能」も内蔵する。
このほか、24時間365日マイカーを監視可能な「駐車監視機能(セキュリティモード)」を搭載し、駐車中の衝撃を検知すると周囲の状況を記録できる。駐車した後はまず、エンジン停止後最大40分間稼働する通常の「駐車監視機能」で、検知の前後20秒間を記録。その後は「駐車監視機能(セキュリティモード)」で24時間365日監視し、次回乗車時に本体の画面表示と警告音で知らせる。
また、後方からのあおり運転を検知するとドライバーへ通知する「後方車両接近検知機能」や、前方車両の急ブレーキや強引な割り込みなどで、自車が急ブレーキをかけた場合に自動で記録する「急制動検知機能」も搭載する。Wi-Fiも備え、録画した映像の確認や本体の設定を、スマホの専用アプリから行える。
本体は直接フロントガラスの上部に固定できる一体型で、ドライブ中の視界を妨げないとする。本体の電源ケーブル端子とリアカメラ用カメラケーブル端子はL型を採用。リアカメラは9mのケーブルを採用し、大型のミニバンなど全長の長いクルマにも取付けられる。
記録メディアはmicroSDXCカードで、最大128GBまでの容量に対応。書き込み速度が著しく低下しているなど、書き込みに問題が発生しそうな場合を知らせる「SDカードフォーマット警告機能」や、パイオニア製SDメモリーカード(別売)使用時にカードの寿命を知らせる「SDカード寿命警告機能」を搭載する。