Googleは、ノイズキャンセリング(NC)機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」を7月28日に発売する。価格は23,800円。ソフトマット仕上げのツートンカラーで、Coral、Lemongrass、Fog、Charcoalの4色を用意する。
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Pixel Buds Pro。左からCoral、Lemongrass、Fog、Charcoalの4色
国内では7月21日から直販サイト「Google ストア」で予約販売を開始し、7月28日に同ストアをはじめ各地の販売店などで発売予定だ。なお、Pixel Buds Proと同時発売のAndroidスマートフォン「Pixel 6a」については別記事を参照のこと。国内ではauとソフトバンクが取り扱い、ソフトバンクのみPixel Buds Proも販売する。
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装着イメージ
Pixel Buds Proは、Googleが開発したアルゴリズムを処理するカスタム6コアオーディオチップと、カスタム設計の11mmダイナミック型ドライバーユニットを採用し、さらに周囲のノイズを低減するNC機能と、イヤホンを着けたままでも外の音を聞ける外部音取り込み機能を装備。
既存のPixel Budsはオープン型でNC非搭載だったが、Pixel Buds ProではNC機能を搭載。耳にあわせて調整を行う「Silent Sealテクノロジー」を採用し、NC効果を最大化するという。また、内蔵センサーで耳の奥の気圧を測定し、自動で減圧することで、長時間の使用においても耳が詰まったような不快感を感じさせず、快適に利用できるようにした。
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Googleのカスタム6コアオーディオチップを搭載
音楽やポッドキャストの再生中は、ボリュームEQが音量の上下に合わせてチューニングを調整するため、高音から低音まで常にバランスよく響くとする。さらに2022年後半には空間オーディオへの対応を予定しており、互換性のあるPixelスマートフォンで空間オーディオ対応の映画やテレビ番組を視聴すると、まるでその場所にいるかのような臨場感が味わえるようになるという。
左右にマイクを各3基内蔵しており、風切り音を軽減するメッシュカバーを装備。ハンズフリー通話では、騒音や風の音が強い場所でもクリアな音声通話ができるようにした。また、Google アシスタントにも対応し、「OK Google」と話しかけるだけで、道案内や40言語のリアルタイム翻訳などが利用できる。
Bluetooth 5.0に準拠。接続性に関しては、音声の自動切り替え機能によってノートPCやタブレット、テレビ、AndroidスマートフォンやiOSデバイスなど、直近にペアリングしたBluetoothデバイスへ接続先を自動的に切り替えられるようにした。このため、たとえばPCでビデオ通話を終了したあと、外出したり音楽を聴いたりするときも利用デバイスのBluetoothメニューを開いて設定を切り替える必要がないという。対応コーデックは明らかにしていない。
静電容量方式タッチセンサーを備え、タップとスワイプによって音楽や通話、Google アシスタントの各種操作が可能。IR近接センサーでイヤホンの着脱を検知すると、自動で音楽を再生したり、一時停止したりする。加速度計とジャイロスコープによるモーション検出にも対応している。
NCオフ時は最大11時間音楽を再生でき、ケースと組み合わせた場合は最大31時間利用可能。NCオン時のバッテリー持ちは、単体で最長7時間、ケース込みで最長20時間。充電ケースはケース開閉検出用のホール効果センサーを内蔵。USB-Cの有線充電に加えて、ワイヤレス充電にも対応する(USB-C充電ケーブルは別売)。
イヤホンの重さは片側6.2gで、IPX4防水に準拠。ケースはIPX2防水に対応する。付属品は大、中、小の3サイズのイヤーピースなど。
