京浜急行電鉄は、2022年度の鉄道事業設備投資計画にて、総額231億円の設備投資を行うと発表。ホームドアに関して、新たに7駅で2023年末までに設置する計画とした。
京急電鉄は鉄道事業のさらなる安全対策の強化、ユニバーサルで快適な輸送サービスの提供をめざし、ホームドア・ホーム固定柵の整備を推進していく。1日平均乗降人員が10万人を超える駅等を中心に、乗降人員、転落件数、他社線との乗換駅など考慮し、2021年度末までに9駅でホームドアの設置が完了している。
2022~2023年度は、現在整備中の京急東神奈川駅、日ノ出町駅、汐入駅の3駅に加え、新たに梅屋敷駅、八丁畷駅、生麦駅、弘明寺駅、杉田駅、金沢文庫駅、金沢八景駅の7駅でホームドア設置を計画した。
なお、鉄道事業設備投資計画に関して、2022年度は引き続き品川駅付近や大師線の連続立体交差事業、ホームドア設置工事など推進するほか、照明設備のLED化といった環境負荷低減に向けた施策にも取り組むとしている。