MyVoiceは5月10日、マイボイスコムが実施した「解熱鎮痛剤」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査は4月1日〜5日に行われ、1万73件の有効回答を得た。

  • 直近1年間に利用した市販の解熱鎮痛剤はありますか?

まず、解熱鎮痛剤を利用している人は6割強。月1回以上の利用者は2割弱、女性10代〜40代では各30%台となっている。直近1年間に市販の解熱鎮痛剤を利用した人は約45%で、男性では4割弱で女性では5割強という結果に。

利用した解熱鎮痛剤は、「ロキソニンS」(15.7%)、「バファリン」(15.3%)、「EVE」(14.3%)が各10%台で上位3位に。女性30〜50代では、「EVE」が1位となっている。

市販の解熱鎮痛剤を利用する症状については、「頭痛」が61.0%、「発熱・悪寒」が40.3%、「生理痛」が11.4%、「歯痛、抜歯後の痛み」が10.0%という結果に。

解熱鎮痛剤の購入場所は、「(独立したチェーン店舗の)ドラッグストア」が68.9%、「(スーパーなどの店舗に併設された)薬局・薬店、ドラッグストア」が23.4%となっている。

市販の解熱鎮痛剤選定時の重視点については、「効能・効果」が47.9%、「効き目の速さ」が34.5%、「価格」が29.2%という結果に。「リングルアイビー」主利用者では「効き目の速さ」、「タイレノールA」主利用者では「成分」が1位となっている。そのほか、「EVE」主利用者では「価格」、「バファリン」主利用者では「いつも購入している」の比率が他の層よりも高い。

  • 市販の解熱鎮痛剤を選ぶ際に、どのような事を重視しますか?

ここ2〜3年間に悩まされたことがある痛みについて聞いたところ、「頭痛」が40.5%、「腰痛」が29.7%、「肩こり痛」が23.3%、「関節痛、神経痛」が20.1%となった。「頭痛」は女性10代〜50代で6割前後、「肩こり痛」は女性40・50代で各3割強となっている。若年層では「腹痛」が高い傾向に。

  • ここ2〜3年間に痛みで悩まされたことがあるもののうち、市販薬で対処したものはありますか?

市販薬で対処した痛みについては、「頭痛」が39.1%、「腰痛」が12.8%、「肩こり痛」が10.2%という結果に。男性30代や女性10代〜50代では「頭痛」が各50%台と高くなっている。女性10代〜30代では「生理痛」が5割前後見られた。