ハウス食品は5月9日、「○○ライス」に関する調査の結果を発表した。調査は3月31日〜4月5日、自身で月1回以上調理する全国の20代〜60代男女1,000人を対象にインターネットにて実施したもの。
まず、「〇〇ライス」で最初に想起するメニューについて聞いたところ、1位は「カレーライス」で57.8%となった。2位には「オムライス」(28.9%)が次いでいる。「ハヤシライス」の回答率はわずか2.2%で6位という結果に。
一方で、ハヤシライスの知名度は93.4%となっており、好きか嫌いかについては、85%が「好き」と答えている。
また、1カ月以内にハヤシライスを作って食べた人は13.5%であった。作った理由を聞くと、1位は「好きだから」(60.3%)となり、次いで「手軽に作ることができる」(47.6%)、「家族が喜ぶ」(29.4%)、「メニューがハヤシライス1品で済む」(25.4%)が続いている。
ハヤシライスのイメージを聞くと、「子どもの食べ物」(9.1%)というイメージは低く、8割が「子どもから大人まで対象を選ばない食べ物」(83.0%)と答えている。さらに、約8割が「子どもから大人まで好きな味」(77.0%)と答えた。
作って食べなかった人に理由を聞いてみると、「たまに食べればよい」(32.2%)、「思い出さない」(30.0%)、そして「材料が高い」といった意見も見られた。
献立を考える際にカレーライスを思いつくかについては、92.2%が「思いつく」と回答したが、ハヤシライスを思いつくと答えた人は54.0%にとどまっている。半年以内に作って食べた人は、カレーライスは79.8%と約8割の一方、ハヤシライスは40.8%と半数以下に。