スズキは5月23日、軽乗用車「ハスラー」の仕様を一部変更するとともに、特別仕様車「J STYLEⅡ」を設定して発売する。

  • 軽乗用車「ハスラー」を一部仕様変更 ※「HYBRID X」

今回の一部仕様変更では、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能をハスラー全車に標準装備したほか、狭路でのすれ違い時の接触防止をサポートするすれ違い支援機能の設定や、「HYBRID Gターボ」にLEDヘッドランプを追加するなど、安全装備を充実させた。

また、「HYBRID X」「HYBRID Xターボ」にはUSB電源ソケットと時間調整付フロント間欠ワイパーを装備した。

車体色は、新たに採用したソフトベージュ2トーン仕様車に「コーラルオレンジメタリック」を設定し、全13パターンとした。さらに、2トーン仕様車のバンパーガーニッシュをボディ同色からルーフ同色に変更するなど、より個性的で遊び心が詰まったデザインとしている。

  • ハスラー 特別仕様車「J STYLEⅡ」

特別仕様車「J STYLEⅡ」は「HYBRID X」「HYBRID Xターボ」をベースに、専用メッキフロントグリルやHUSTLERアルファベットエンブレム、チタニウムグレーのインパネカラーガーニッシュなどの専用装備を採用し、力強さと上質さを兼ね備えた外観・内装とした。

車体色は特別仕様車専用のウッディブラウン2トーンを採用したほか、ソフトベージュ2トーン仕様車に「アーバンブラウンパールメタリック」を設定するなど全8パターンとなる。また、同社として初めて「ナノイー X」をフルオートエアコンに搭載するなど、装備の充実を図っている。

なお「ハスラー」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。