米国の保険会社であるJerry社が今月、「iPhoneファンには申し訳ないが、Androidユーザーはより安全なドライバー(Sorry iPhone Fans, Android Users Are Safer Drivers)」という調査結果を公開。iPhoneユーザーよりもAndroidユーザーの方が安全運転をする傾向にあることを明らかにした。
調査は、2万人のドライバーを対象に、14日間にわたり計1,300万キロ分のドライビング記録を分析し、「総合」「注意力」「速度」「方向転換」「加速」「ブレーキ」の6項目でスコアを算出したものだという。
調査結果では、全ての項目でAndroidユーザーはiPhoneユーザーのスコアを上回り、もっとも差が開いたのは、「注意力」の項目。これについて同社は、「Androidユーザーは、iPhoneユーザーに比べて運転中にスマホに気を取られない」と分析している。iPhoneユーザーは運転に不慣れな若年層が多いからでは? という疑問に対しては、年齢別の調査においても、全ての年齢層でAndroidユーザーは、iPhoneユーザーよりもスコアが高かったことから、「年齢によるスコアへの影響は低いと見られる」とのこと。
今回の結果に対して、同社は「性格がスコアに影響を与えた」と考えているそうで、「Androidユーザーは、iPhoneユーザーよりも良心的であり、高いレベルの正直さを示し、ルールを破る誘惑を感じない傾向にある」と指摘。「iPhoneユーザーはより感情的であり、行動の一貫性が低く、予測不可能」と説明している。
まぁ、あくまで膨大な集合データの傾向の話ではあるので、使っているスマホのOSを気にするよりも、安全運転を皆さん自身で心がけましょう。