セグウェイジャパンは5月10日、シェアリング事業用電動キックスクーター「Max Plus」の公道走行モデルを法人向けに発売した。

  • 公道走行できるシェアリング事業用の電動キックスクーターMax Plus

セグウェイジャパンは、電動キックスクーターのシェアリング事業といったマイクロモビリティサービスを展開。Max Plusは私有地向けのシェアリング専用モデルとして耐久性と現場オペレーターの作業を減らす工夫がされたモデルだという。

今回発売する公道走行モデルは、Max Plusをベースに、公道走行の保安基準を満たすよう方向指示器やサイドミラー、警音器などの保安器具を備えた。方向指示器はハンドルの両端に配置し、警音器は方向指示器に内蔵。

  • サイドミラーや、ハンドル両端にある方向指示器などの保安器具を配置

Max Plusはネット接続機能があり、提供される専用アプリケーション「Segway Pass」(ユーザー用)や「Segway Launcher」、「Segway Mobility cloud portal」(管理者用)と連携することで、製品の所在管理や利用ログを把握したり、離れた場所から施錠・開錠、決済までのサービスを行ったりできる。

同社はこれまで私有地内に限られていたMax Plusの用途を拡大し、地方自治体やリゾートホテルなどの観光業、大学や企業のキャンパスにおける移動ツールとして販売を行っていくとする。

本体サイズはW67×D120×H120cm、重さは約28.5kg。搭載重量は20kg以上~100kg未満。最高速度は時速20キロ未満に設定して利用するものとしている。走行距離は約50kmまで(利用環境によって減少)。バッテリー容量は551Wh。充電時間は約4時間。モーター出力は350W。